2017年度書評一覧

『出版ニュース』 [2017年6月中旬号] から

核密約から沖縄問題へ
小笠原返還の政治史

核密約から沖縄問題へ

真崎翔著 『核密約から沖縄問題へ』 が、『出版ニュース』 (2017年6月中旬号、出版ニュース社) で紹介されました。小笠原返還は戦後日米関係の小さなエピソードではない。沖縄の基地問題に影を落としたその実像をアメリカの核戦略の変容を手がかりに解明、2つの返還と核密約の深い連関をトータルにとらえ、日米の非対称な交渉過程がもたらした沖縄問題の知られざる起源を照射する、気鋭の力作。

真崎 翔 著
価格 4,500円
A5判・上製・268頁
ISBN978-4-8158-0871-6 C3031
在庫有り


「毎日新聞」 [2017年6月11日付] から (評者: 岩間陽子 氏)
“経済競争がもたらす概念の多層化”

移民受入の国際社会学
選別メカニズムの比較分析

移民受入の国際社会学

小井土彰宏編 『移民受入の国際社会学』 が、「毎日新聞」 (2017年6月11日付) で紹介されました。誰を受け入れ、誰を排除するのか —— 移民受入をめぐる風景を一変させた政策と実態の変化を、古典的移民国、EU諸国、後発受入国の比較により鮮明に捉え、排除と包摂のメカニズムをトータルに示します。世界を震撼させる 「移民問題」 を冷静に考える確かな視点を得るために。

小井土彰宏 編
価格 5,400円
A5判・上製・380頁
ISBN978-4-8158-0867-9 C3036
在庫有り


「読売新聞」 [2017年6月11日付] から (評者: 奈良岡聰智 氏)
“米軍基地の形成の歴史 一次資料を使って考察”

核密約から沖縄問題へ
小笠原返還の政治史

核密約から沖縄問題へ

真崎翔著 『核密約から沖縄問題へ』 が、「読売新聞」 (2017年6月11日付) で紹介されました。小笠原返還は戦後日米関係の小さなエピソードではない。沖縄の基地問題に影を落としたその実像をアメリカの核戦略の変容を手がかりに解明、2つの返還と核密約の深い連関をトータルにとらえ、日米の非対称な交渉過程がもたらした沖縄問題の知られざる起源を照射する、気鋭の力作。

真崎 翔 著
価格 4,500円
A5判・上製・268頁
ISBN978-4-8158-0871-6 C3031
在庫有り


Social Science Japan Journal [第20巻第1号、2017年] から (評者: 川島 真 氏)

対華二十一ヵ条要求とは何だったのか
第一次世界大戦と日中対立の原点

対華二十一ヵ条要求とは何だったのか

奈良岡聰智著 『対華二十一ヵ条要求とは何だったのか』 が、Social Science Japan Journal (第20巻第1号、2017年、Oxford University Press) で紹介されました。反日への決定的転換をもたらした世紀の失政の原因を詳細な実証により解明、満州問題、加藤高明の外交構想、世論、第一次世界大戦などを手がかりに、謎の多い外交交渉の全貌をバランスよく描き出します。今日の日中関係、東アジア国際関係をも展望してその大きな影響を捉えた必読の成果。

奈良岡聰智 著
価格 5,500円
A5判・上製・488頁
ISBN978-4-8158-0805-1 C3021
在庫有り


朝日新聞 [2017年6月4日付] から (評者: 諸富 徹 氏)

グリーンスパンの隠し絵 (上下巻)
中央銀行制の成熟と限界

グリーンスパンの隠し絵

村井明彦著 『グリーンスパンの隠し絵』 (上下巻) が、「朝日新聞」 (2017年6月4日付) で紹介されました。揺れ動く金融政策。何が正しいのか。前人未到の長期安定を実現したアメリカ中央銀行総裁が中央銀行制を嫌っていたのは何故か。神話の陰に隠れたその思想と行動を初めて経済学的に解明、現代経済学の枠組みを再設定した画期的労作。上巻では、若き日の遍歴から 「大平準」 まで、下巻では、大恐慌の再解釈に踏み込みつつ、予言的な講演から現在までをたどります。

村井明彦 著
価格 各3,600円
A5判・上製・上326頁+下290頁
ISBN 上: 978-4-8158-0869-3
    下: 978-4-8158-0870-9
C3033
在庫有り


『IDE 現代の高等教育』 [第591号、2017年6月号] から (評者: 伊藤彰浩 氏)

新制大学の誕生 (上下巻)
大衆高等教育への道

新制大学の誕生

天野郁夫著 『新制大学の誕生』 (上下巻) が、『IDE 現代の高等教育』 (第591号、2017年6月号、IDE大学協会) で紹介されました。大学大衆化の道を開いたわが国最大の学制改革は、どのような経緯と論議を経て準備され実施されたのか。文部省と審議会、それに戦中は軍部、戦後はアメリカ占領軍との間の葛藤をはらんだ三つ巴の関係と、そこでの選択と決定の過程を解き明かし、大学・学校が否応なく迫られた変革の現実を描きます。

天野郁夫 著
価格 各3,600円
A5判・上製・上372頁+下416頁
ISBN 上: 978-4-8158-0844-0
    下: 978-4-8158-0845-7
C3037
在庫有り


『外交』 [第43巻、2017年5月] から (評者: 梶谷 懐 氏)

中国の誕生
東アジアの近代外交と国家形成

中国の誕生

岡本隆司著 『中国の誕生』 が、『外交』 (第43巻、2017年5月、都市出版) で紹介されました。東アジア在来秩序を揺るがした明治日本の登場から、琉球、ヴェトナム、朝鮮、チベット、モンゴルへと続く属国・藩部の危機と再編を通して、現代中国の原型が浮かび上がる過程を詳述、万国公法などの翻訳概念の変容を手がかりに、誰も描きえなかった 「中国」 誕生の全体像に迫った渾身作。

岡本隆司 著
価格 6,300円
A5判・上製・562頁
ISBN978-4-8158-0860-0 C3022
在庫有り


『週刊読書人』 [第3191号、2017年5月26日付] から (評者: 江上能義 氏)
“小笠原返還の意義を再定義”

核密約から沖縄問題へ
小笠原返還の政治史

核密約から沖縄問題へ

真崎翔著 『核密約から沖縄問題へ』 が、『週刊読書人』 (第3191号、2017年5月26日付、読書人) で紹介されました。小笠原返還は戦後日米関係の小さなエピソードではない。沖縄の基地問題に影を落としたその実像をアメリカの核戦略の変容を手がかりに解明、2つの返還と核密約の深い連関をトータルにとらえ、日米の非対称な交渉過程がもたらした沖縄問題の知られざる起源を照射する、気鋭の力作。

真崎 翔 著
価格 4,500円
A5判・上製・268頁
ISBN978-4-8158-0871-6 C3031
在庫有り


『中国研究月報』 [第71巻第5号、2017年5月号] から (評者: 福田 円 氏)

ニクソン訪中機密会談録 【増補決定版】

ニクソン訪中機密会談録増補決定版

毛里和子・毛里興三郎訳 『ニクソン訪中機密会談録 【増補決定版】』 が、『中国研究月報』 (第71巻第5号、2017年5月号、中国研究所) で紹介されました。機密文書公開、そして検閲解除 ——。日本は、アジアは、世界は? 今日の米中関係の始まりとなった、毛沢東、周恩来、ニクソン、キッシンジャーによる世紀の外交交渉の全貌! 黒塗りだった箇所を初めて邦訳し、新たに公開された資料を増補するとともに、詳細な解説を加えた決定版。

毛里和子・毛里興三郎 訳
価格 3,600円
四六判・上製・354頁
ISBN978-4-8158-0843-3 C3031
在庫有り


WEBRONZA (ウェブロンザ) [2017年5月18日] から (評者: 東海亮樹 氏)
“ロボット問題は道徳問題だった”

ロボットからの倫理学入門

ロボットからの倫理学入門

久木田水生・神崎宣次・佐々木拓著 『ロボットからの倫理学入門』 が、WEBRONZA (ウェブロンザ、2017年5月18日、朝日新聞社) で紹介されました。自動運転車やケア・ロボット、自律型兵器などが引き起こしうる、もはや SF では済まされない倫理的問題を通し、人間の道徳を考える、知的興奮に満ちた入門書。「本書には、ロボットや AI という新しい隣人たちとつきあう上で参考となる倫理学の知恵がつまっている」 —— 伊勢田哲治。

久木田水生・神崎宣次・佐々木 拓 著
価格 2,200円
A5判・並製・200頁
ISBN978-4-8158-0868-6 C3012
在庫有り


『科学史研究』 [第56巻第281号、2017年4月号] から (評者: 武田裕紀 氏)

リヴァイアサンと空気ポンプ
ホッブズ、ボイル、実験的生活

リヴァイアサンと空気ポンプ

スティーヴン・シェイピン他著 『リヴァイアサンと空気ポンプ』 (吉本秀之監訳) が、『科学史研究』 (第56巻第281号、2017年4月号、日本科学史学会) で紹介されました。実験で得られた知識は、信頼できるのか。空気ポンプで真空実験を繰り返したボイルと、実験という営みに疑いをもったホッブズ。二人の論争を手がかりに、内戦から王政復古期にかけての政治的・社会的文脈の中で、実験科学の形成を捉え直した名著、待望の邦訳。

スティーヴン・シェイピン/サイモン・シャッファー 著
吉本秀之 監訳
柴田和宏/坂本邦暢 訳
価格 5,800円
A5判・上製・454頁
ISBN978-4-8158-0839-6 C3040
在庫有り


「神戸新聞」 [2017年5月7日付] から

イブン・バットゥータと境域への旅
『大旅行記』 をめぐる新研究

イブン・バットゥータと境域への旅

家島彦一著 『イブン・バットゥータと境域への旅』 が、「神戸新聞」 (2017年5月7日付) で紹介されました。中国、インド、北方ユーラシア、アフリカなど、イスラーム世界の海・陸の 「境域」 情報を伝える 『大旅行記』 は、まさに記録史料の宝庫と呼ぶにふさわしい。なぜ巡礼を超えて未知なる驚異の領域へと踏み込んでいったのか。その足跡と写本を追って世界を旅し、完訳を成し遂げた碩学による新たな到達点。

家島彦一 著
価格 5,800円
A5判・上製・480頁
ISBN978-4-8158-0861-7 C3022
在庫有り


『アメリカ学会会報』 [第193号、2017年4月] から (評者: 梅川葉菜 氏)

現代アメリカ選挙の変貌
アウトリーチ・政党・デモクラシー

現代アメリカ選挙の変貌

渡辺将人著 『現代アメリカ選挙の変貌』 が、『アメリカ学会会報』 (第193号、2017年4月、アメリカ学会) で紹介されました。アメリカ政治は選挙で動く。コンサルタント主導のメディア戦略では手の届かなかった多様な人々をいかにして摑んでいくか。オンライン技術とともに新たな潮流が展開する選挙民対策の現場から、デモクラシーの進展と分裂の可能性をともに孕んだアメリカ選挙の現在を浮彫りにします。

渡辺将人 著
価格 4,500円
A5判・上製・340頁
ISBN978-4-8158-0824-2 C3031
在庫有り


『週刊東洋経済』 [2017年5月13日号] から

ロボットからの倫理学入門

ロボットからの倫理学入門

久木田水生・神崎宣次・佐々木拓著 『ロボットからの倫理学入門』 が、『週刊東洋経済』 (2017年5月13日号、東洋経済新報社) で紹介されました。自動運転車やケア・ロボット、自律型兵器などが引き起こしうる、もはや SF では済まされない倫理的問題を通し、人間の道徳を考える、知的興奮に満ちた入門書。「本書には、ロボットや AI という新しい隣人たちとつきあう上で参考となる倫理学の知恵がつまっている」 —— 伊勢田哲治。

久木田水生・神崎宣次・佐々木 拓 著
価格 2,200円
A5判・並製・200頁
ISBN978-4-8158-0868-6 C3012
在庫有り


「日本経済新聞」 [2017年4月29日付] から (評者: 根井雅弘 氏)
“主流派に対抗する理論を整理”

ポスト・ケインズ派経済学
マクロ経済学の革新を求めて

ポスト・ケインズ派経済学

鍋島直樹著 『ポスト・ケインズ派経済学』 が、「日本経済新聞」 (2017年4月29日付) で紹介されました。資本主義経済の不安定性を解明したミンスキーなど、近年あらためて注目を集めるポスト・ケインズ派。その核心をなす貨幣・金融理論および成長・分配理論の着想源や展開過程を解き明かし、最新の動向を踏まえて学派の全体像に迫るとともに、新自由主義に代わる経済政策を展望する挑戦の書。

鍋島直樹 著
価格 5,400円
A5判・上製・352頁
ISBN978-4-8158-0862-4 C3033
在庫有り


「大分合同新聞」 [2017年4月23日付] から

日清戦争における日本外交
東アジアをめぐる国際関係の変容

日清戦争における日本外交

古結諒子著 『日清戦争における日本外交』 が、「大分合同新聞」 (2017年4月23日付) で紹介されました。日清戦争は東アジア国際関係の画期だった。しかしなぜそう言えるのか。宣戦布告までの過程で清韓宗属関係の解体を導き、下関条約の内容確定と三国干渉を含む履行プロセスで不平等条約体制の動揺と各国の相互関係の変質を促した日本外交の中核的役割を浮き彫りにし、戦争の位置づけを問い直す意欲作。

古結諒子 著
価格 5,400円
A5判・上製・284頁
ISBN978-4-8158-0857-0 C3021
在庫有り


『日伊文化研究』 [第55巻、2017年3月] から (評者: 三森のぞみ 氏)

訴える人びと
イタリア中世都市の司法と政治

訴える人びと

中谷惣著 『訴える人びと』 が、『日伊文化研究』 (第55巻、2017年3月、日伊協会) で紹介されました。ネッロに地代の支払いを求めたチェッコーロ、重税の免除を願い出たヤコポ、ジョヴァンニ、トゥーリ……。私的な利害に突き動かされて法廷に立つ市井の人びとが、その訴えを通して秩序に息を吹き込み、正義と公共善の結びあいを絶えず更新していく動態を、未踏査の裁判記録から明らかにします。

中谷 惣 著
価格 10,000円
A5判・上製・530頁
ISBN978-4-8158-0851-8 C3022
在庫有り


『図書新聞』 [第3301号、2017年4月29日付] から (評者: ヤマンラール水野美奈子 氏)
“世界の絨毯の文化史を俯瞰的に考察した大著”

絨毯が結ぶ世界
京都祇園祭インド絨毯への道

絨毯が結ぶ世界

鎌田由美子著 『絨毯が結ぶ世界』 が、『図書新聞』 (第3301号、2017年4月29日付、図書新聞) で紹介されました。京都祇園祭の山鉾に飾られている 「幻の絨毯」、それは世界とつながっていた。どこで制作され、いつ、どのようにして日本にもたらされたのか。絨毯の特徴やデザインから、国際流通・受容の実態までトータルに解明し、多数の魅力的な図版とともに、日本、インド、ヨーロッパを結ぶ絨毯の道をたどる、美のグローバル・ヒストリー。

鎌田由美子 著
価格 10,000円
A5判・上製・608頁
ISBN978-4-8158-0855-6 C3072
在庫有り


「河北新聞」 [2017年4月16日付] から

日清戦争における日本外交
東アジアをめぐる国際関係の変容

日清戦争における日本外交

古結諒子著 『日清戦争における日本外交』 が、「河北新聞」 (2017年4月16日付) で紹介されました。日清戦争は東アジア国際関係の画期だった。しかしなぜそう言えるのか。宣戦布告までの過程で清韓宗属関係の解体を導き、下関条約の内容確定と三国干渉を含む履行プロセスで不平等条約体制の動揺と各国の相互関係の変質を促した日本外交の中核的役割を浮き彫りにし、戦争の位置づけを問い直す意欲作。

古結諒子 著
価格 5,400円
A5判・上製・284頁
ISBN978-4-8158-0857-0 C3021
在庫有り


『史学研究』 [第292号] から (評者: 久保茉莉子 氏)

中国近世の罪と罰
犯罪・警察・監獄の社会史

中国近世の罪と罰

太田出著 『中国近世の罪と罰』 が、『史学研究』 (第292号、広島史学研究会) で紹介されました。人口爆発、商品経済化、人とモノの移動の激化に伴い急増した犯罪は、清代中国をどう変えていったのか。犯罪、警察、監獄の実態を初めて包括的に描きだし、中国近世社会史の大きな欠落を埋めるとともに、その独自の治安システムの展開を捉えて世界史のなかに位置づけた瞠目の成果。

太田 出 著
価格 7,200円
A5判・上製・508頁
ISBN978-4-8158-0818-1 C3022
在庫有り


『出版ニュース』 [2017年4月中旬号] から

イブン・バットゥータと境域への旅
『大旅行記』 をめぐる新研究

イブン・バットゥータと境域への旅

家島彦一著 『イブン・バットゥータと境域への旅』 が、『出版ニュース』 (2017年4月中旬号、出版ニュース社) で紹介されました。中国、インド、北方ユーラシア、アフリカなど、イスラーム世界の海・陸の 「境域」 情報を伝える 『大旅行記』 は、まさに記録史料の宝庫と呼ぶにふさわしい。なぜ巡礼を超えて未知なる驚異の領域へと踏み込んでいったのか。その足跡と写本を追って世界を旅し、完訳を成し遂げた碩学による新たな到達点。

家島彦一 著
価格 5,800円
A5判・上製・480頁
ISBN978-4-8158-0861-7 C3022
在庫有り


『アメリカ研究』 [第51号、2017年3月] から (評者: 横山 良 氏)

アメリカを創る男たち
ニューヨーク建設労働者の生活世界と 「愛国主義」

アメリカを創る男たち

南修平著 『アメリカを創る男たち』 が、『アメリカ研究』 (第51号、2017年3月、アメリカ学会) で紹介されました。彼らはなぜ 「U・S・A!」 と叫ぶのか ——。ヴェトナム戦争時の暴動からWTCの再建現場まで、その 「愛国主義的」 な行動が注目されてきたニューヨークの建設労働者たち。インタヴュー資料をもとにその生活世界を内側から解明し、人種やジェンダーの境界が揺らぐ世紀を生きた人々の実像に迫ります。

南 修平 著
価格 6,300円
A5判・上製・376頁
ISBN978-4-8158-0811-2 C3022
在庫有り


「東京新聞」 [2017年4月2日付] から (評者: 小倉紀蔵 氏)

絶海の碩学
近世日朝外交史研究

絶海の碩学

池内敏著 『絶海の碩学』 が、「東京新聞」 (2017年4月2日付) で紹介されました。近世日朝関係のルートは朝鮮通信使にとどまらない。その外交を最前線でささえた京都五山僧の役割と実像を、訳官使の往来、釜山倭館との関係、漂流民送還や詩文絵画・産品のやりとりなど、広い視野でとらえて日朝外政システムの全体像を解明、東アジア国際秩序の理解を大きく書き換えます。

池内 敏 著
価格 6,800円
A5判・上製・512頁
ISBN978-4-8158-0866-2 C3021
在庫有り


「山梨日日新聞」 [2017年4月2日付] 他2紙から

日清戦争における日本外交
東アジアをめぐる国際関係の変容

日清戦争における日本外交

古結諒子著 『日清戦争における日本外交』 が、「山梨日日新聞」「日本海新聞」「熊本日日新聞」 (2017年4月2日付) で紹介されました。日清戦争は東アジア国際関係の画期だった。しかしなぜそう言えるのか。宣戦布告までの過程で清韓宗属関係の解体を導き、下関条約の内容確定と三国干渉を含む履行プロセスで不平等条約体制の動揺と各国の相互関係の変質を促した日本外交の中核的役割を浮き彫りにし、戦争の位置づけを問い直す意欲作。

古結諒子 著
価格 5,400円
A5判・上製・284頁
ISBN978-4-8158-0857-0 C3021
在庫有り


『陶説』 [第769号、2017年4月] から (評者: 松村有希子 氏)

陶芸のジャポニスム

陶芸のジャポニスム

今井祐子著 『陶芸のジャポニスム』 が、『陶説』 (第769号、2017年4月、日本陶磁協会) で紹介されました。見出された新たな美 ——。ヨーロッパからアメリカまで、多様な作陶家・美術商・収集家らを魅了した 「陶芸のジャポニスム」。海を越えた日本陶磁や陶器書を手がかりに、美意識や造形が大きく転換・深化していくプロセスを跡づけ、やきものをめぐるグローバルな芸術文化史を描き出します。

今井祐子 著
価格 7,800円
A5判・上製・760頁
ISBN978-4-8158-0854-9 C3071
在庫有り


『イギリス哲学研究』 [第40号、2017年3月] から (評者: 中野安章 氏)

リヴァイアサンと空気ポンプ
ホッブズ、ボイル、実験的生活

リヴァイアサンと空気ポンプ

スティーヴン・シェイピン他著 『リヴァイアサンと空気ポンプ』 (吉本秀之監訳) が、『イギリス哲学研究』 (第40号、2017年3月、日本イギリス哲学会) で紹介されました。実験で得られた知識は、信頼できるのか。空気ポンプで真空実験を繰り返したボイルと、実験という営みに疑いをもったホッブズ。二人の論争を手がかりに、内戦から王政復古期にかけての政治的・社会的文脈の中で、実験科学の形成を捉え直した名著、待望の邦訳。

スティーヴン・シェイピン/サイモン・シャッファー 著
吉本秀之 監訳
柴田和宏/坂本邦暢 訳
価格 5,800円
A5判・上製・454頁
ISBN978-4-8158-0839-6 C3040
在庫有り


『UP』 [第534号、2017年4月] から (評者: 鶴見太郎 氏)

現代ロシア経済
資源・国家・企業統治

現代中国の産業集積

安達祐子著 『現代ロシア経済』 が、『UP』 (第534号、2017年4月、東京大学出版会) で紹介されました。ソ連解体からエリツィンを経てプーチン体制へ、未曾有の経済危機から新興国へと成長したロシア経済を、資源のみならず、独自のガバナンスの重要性に着目して包括的に叙述、移行経済におけるインフォーマルな国家・企業間関係の決定的意味を捉え、ロシア型資本主義の特質に迫ります。

安達祐子 著
価格 5,400円
A5判・上製・424頁
ISBN978-4-8158-0828-0 C3033
在庫有り


「読売新聞」 [2017年4月2日付] から (評者: 出口治明 氏)
“遊行の地だった辺境”

イブン・バットゥータと境域への旅
『大旅行記』 をめぐる新研究

イブン・バットゥータと境域への旅

家島彦一著 『イブン・バットゥータと境域への旅』 が、「読売新聞」 (2017年4月2日付) で紹介されました。中国、インド、北方ユーラシア、アフリカなど、イスラーム世界の海・陸の 「境域」 情報を伝える 『大旅行記』 は、まさに記録史料の宝庫と呼ぶにふさわしい。なぜ巡礼を超えて未知なる驚異の領域へと踏み込んでいったのか。その足跡と写本を追って世界を旅し、完訳を成し遂げた碩学による新たな到達点。

家島彦一 著
価格 5,800円
A5判・上製・480頁
ISBN978-4-8158-0861-7 C3022
在庫有り


『総合文化研究』 [第20号、2017年3月] から (評者: 鈴木 聡 氏)

リヴァイアサンと空気ポンプ
ホッブズ、ボイル、実験的生活

リヴァイアサンと空気ポンプ

スティーヴン・シェイピン他著 『リヴァイアサンと空気ポンプ』 (吉本秀之監訳) が、『総合文化研究』 (第20号、2017年3月、東京外国語大学総合文化研究所) で紹介されました。実験で得られた知識は、信頼できるのか。空気ポンプで真空実験を繰り返したボイルと、実験という営みに疑いをもったホッブズ。二人の論争を手がかりに、内戦から王政復古期にかけての政治的・社会的文脈の中で、実験科学の形成を捉え直した名著、待望の邦訳。

スティーヴン・シェイピン/サイモン・シャッファー 著
吉本秀之 監訳
柴田和宏/坂本邦暢 訳
価格 5,800円
A5判・上製・454頁
ISBN978-4-8158-0839-6 C3040
在庫有り


『昭和文学研究』 [第74集、2017年3月] から (評者: 生方智子 氏)

彼女たちの文学
語りにくさと読まれること

彼女たちの文学

飯田祐子著 『彼女たちの文学』 が、『昭和文学研究』 (第74集、2017年3月、昭和文学会)で紹介されました。女性作家は 〈女性〉 を代表しない ——。〈女性〉 へと呼びかけられ、亀裂の感覚を生きながら、彼女たちはいかに語ってきたのか。田村俊子、野上弥生子、宮本百合子、尾崎翠、林芙美子、円地文子、田辺聖子、松浦理英子、水村美苗、多和田葉子など、複数の読み手に曝されたマイノリティ文学として読みます。

飯田祐子 著
価格 5,400円
A5判・上製・376頁
ISBN978-4-8158-0835-8 C3095
在庫有り


『経済セミナー』 [第695号、2017年4・5月] から

ポスト・ケインズ派経済学
マクロ経済学の革新を求めて

ポスト・ケインズ派経済学

鍋島直樹著 『ポスト・ケインズ派経済学』 が、『経済セミナー』 (第695号、2017年4・5月、日本評論社)で紹介されました。資本主義経済の不安定性を解明したミンスキーなど、近年あらためて注目を集めるポスト・ケインズ派。その核心をなす貨幣・金融理論および成長・分配理論の着想源や展開過程を解き明かし、最新の動向を踏まえて学派の全体像に迫るとともに、新自由主義に代わる経済政策を展望する挑戦の書。

鍋島直樹 著
価格 5,400円
A5判・上製・352頁
ISBN978-4-8158-0862-4 C3033
在庫有り


『東洋史研究』 [第75巻第4号、2017年3月] から (評者: 森部 豊 氏)

東西ウイグルと中央ユーラシア

東西ウイグルと中央ユーラシア

森安孝夫著 『東西ウイグルと中央ユーラシア』 が、『東洋史研究』 (第75巻第4号、2017年3月、東洋史研究会) で紹介されました。世界史において中央ユーラシア世界が果たした巨大な役割を明らかにすることで、新たなシルクロード史観を構築。東西ウイグルの興亡から、商業ネットワークと交易品、マニ教・仏教の展開まで、現地の多様な出土文書・碑文や美術・考古資料に基づき、漢文史料などを相対化、激動の時代を描く集大成の書。

森安孝夫 著
価格 16,000円
菊判・上製・864頁
ISBN978-4-8158-0792-4 C3022
在庫有り


『東洋史研究』 [第75巻第4号、2017年3月] から (評者: 高遠拓兒 氏)

中国近世の罪と罰
犯罪・警察・監獄の社会史

中国近世の罪と罰

太田出著 『中国近世の罪と罰』 が、『東洋史研究』 (第75巻第4号、2017年3月、東洋史研究会) で紹介されました。人口爆発、商品経済化、人とモノの移動の激化に伴い急増した犯罪は、清代中国をどう変えていったのか。犯罪、警察、監獄の実態を初めて包括的に描きだし、中国近世社会史の大きな欠落を埋めるとともに、その独自の治安システムの展開を捉えて世界史のなかに位置づけた瞠目の成果。

太田 出 著
価格 7,200円
A5判・上製・508頁
ISBN978-4-8158-0818-1 C3022
在庫有り


「上毛新聞」 [2017年3月12日付] から

陶芸のジャポニスム

陶芸のジャポニスム

今井祐子著 『陶芸のジャポニスム』 が、「上毛新聞」 (2017年3月12日付) で紹介されました。見出された新たな美——。ヨーロッパからアメリカまで、多様な作陶家・美術商・収集家らを魅了した 「陶芸のジャポニスム」。海を越えた日本陶磁や陶器書を手がかりに、美意識や造形が大きく転換・深化していくプロセスを跡づけ、やきものをめぐるグローバルな芸術文化史を描き出します。

今井祐子 著
価格 7,800円
A5判・上製・760頁
ISBN978-4-8158-0854-9 C3071
在庫有り


『歴史学研究』 [第956号、2017年4月] から (評者: 永島 剛 氏)

病原菌と国家
ヴィクトリア時代の衛生・科学・政治

病原菌と国家

小川眞里子著 『病原菌と国家』 が、『歴史学研究』 (第956号、2017年4月、歴史学研究会) で紹介されました。19世紀に相次いで産声を上げた、公衆保健と実験医学。イギリスでは、前者は数々の施策を経て国家医学から帝国医学へと至り、後者は感染症の病因探求の中で進化論を組み込みながら独自の展開を遂げた。本書はそれらの全体像と相互の関係を初めて示し、社会と医学の関係を問い直します。

小川眞里子 著
価格 6,300円
A5判・上製・488頁
ISBN978-4-8158-0826-6 C3022
在庫有り


『歴史評論』 [第804号、2017年4月] から (評者: 酒井裕美 氏)

近代アジア市場と朝鮮
開港・華商・帝国

近代アジア市場と朝鮮

石川亮太著 『近代アジア市場と朝鮮』 が、『歴史評論』 (第804号、2017年4月、歴史科学協議会) で紹介されました。中国・日本に続く朝鮮開港がアジア経済に与えたインパクトとは。いち早く開港場ネットワークを作り上げた華商の重要性を新たな資料から解明、徹底した実証により朝鮮経済をグローバル・ヒストリーに位置づけるとともに、在来経済との関係、植民地化の過程にも新たな光をなげかけます。

石川亮太 著
価格 7,200円
A5判・上製・568頁
ISBN978-4-8158-0832-7 C3022
在庫有り


『アジア経済』 [第58巻第1号、2017年3月] から (評者: 中兼和津次 氏)

現代ロシア経済
資源・国家・企業統治

現代中国の産業集積

安達祐子著 『現代ロシア経済』 が、『アジア経済』 (第58巻第1号、2017年3月、ジェトロ・アジア経済研究所) で紹介されました。ソ連解体からエリツィンを経てプーチン体制へ、未曾有の経済危機から新興国へと成長したロシア経済を、資源のみならず、独自のガバナンスの重要性に着目して包括的に叙述、移行経済におけるインフォーマルな国家・企業間関係の決定的意味を捉え、ロシア型資本主義の特質に迫ります。

安達祐子 著
価格 5,400円
A5判・上製・424頁
ISBN978-4-8158-0828-0 C3033
在庫有り


『アジア経済』 [第58巻第1号、2017年3月] から (評者: 大原盛樹 氏)

現代中国の産業集積
「世界の工場」 とボトムアップ型経済発展

現代中国の産業集積

伊藤亜聖著 『現代中国の産業集積』 が、『アジア経済』 (第58巻第1号、2017年3月、ジェトロ・アジア経済研究所) で紹介されました。中国経済の急成長をもたらした真の強みとは。各地に叢生した産業集積の圧倒的な役割に着目、「百均のふるさと」 義烏などを徹底的に踏査して、その競争力の源泉を摑み出します。安易な中国経済終焉論を斥け、絶え間なく生まれ変わっていくダイナミックな姿を鮮やかに捉えた俊英の力作。

伊藤亜聖 著
価格 5,400円
A5判・上製・232頁
ISBN978-4-8158-0823-5 C3033
在庫有り


『経営史学』 [第51巻第4号、2017年3月] から (評者: 岩間俊彦 氏)

投資社会の勃興
財政金融革命の波及とイギリス

投資社会の勃興

坂本優一郎著 『投資社会の勃興』 が、『経営史学』 (第51巻第4号、2017年3月、経営史学会) で紹介されました。イギリスで、投資はいかにして中流の人びとや労働者層・女性にまでいきわたったのか。政治・社会・文化・経済の幅広い文脈で生じた革新の全体像を、ヨーロッパ・アメリカへの拡大も視野に捉え、投資社会化がもたらした衝撃と、今日まで続くその構造を見事に浮き彫りにした注目の研究。

坂本優一郎 著
価格 6,400円
A5判・上製・496頁
ISBN978-4-8158-0802-0 C3022
在庫有り


『経営史学』 [第51巻第4号、2017年3月] から (評者: 平井岳哉 氏)

日本の石油化学産業
勃興・構造不況から再成長へ

日本の石油化学産業

平野創著 『日本の石油化学産業』 が、『経営史学』 (第51巻第4号、2017年3月、経営史学会) で紹介されました。世界有数の巨大産業の誕生から今日までを、初めて通史として捉えた産業史の決定版。急速な成長と生産過剰のメカニズムを鋭く分析、政府による産業規制の理解を書き換えるとともに、世界的高シェア企業の叢生など、変容する日本の石油化学産業の新たな潮流も描き出します。

平野 創 著
価格 5,800円
A5判・上製・408頁
ISBN978-4-8158-0842-6 C3033
在庫有り


『出版ニュース』 [2017年3月下旬号] から

中国の誕生
東アジアの近代外交と国家形成

中国の誕生

岡本隆司著 『中国の誕生』 が、『出版ニュース』 (2017年3月下旬号) で紹介されました。東アジア在来秩序を揺るがした明治日本の登場から、琉球、ヴェトナム、朝鮮、チベット、モンゴルへと続く属国・藩部の危機と再編を通して、現代中国の原型が浮かび上がる過程を詳述、万国公法などの翻訳概念の変容を手がかりに、誰も描きえなかった 「中国」 誕生の全体像に迫った渾身作。

岡本隆司 著
価格 6,300円
A5判・上製・562頁
ISBN978-4-8158-0860-0 C3022
在庫有り


『週刊読書人』 [第3181号、2017年3月17日] から (評者: 関 智英 氏)
“世界史的課題を、日本外交史の材料から論じた優れた成果”

日清戦争における日本外交
東アジアをめぐる国際関係の変容

日清戦争における日本外交

古結諒子著 『日清戦争における日本外交』 が、『週刊読書人』 (第3181号、2017年3月17日、読書人) で紹介されました。日清戦争は東アジア国際関係の画期だった。しかしなぜそう言えるのか。宣戦布告までの過程で清韓宗属関係の解体を導き、下関条約の内容確定と三国干渉を含む履行プロセスで不平等条約体制の動揺と各国の相互関係の変質を促した日本外交の中核的役割を浮き彫りにし、戦争の位置づけを問い直す意欲作。

古結諒子 著
価格 5,400円
A5判・上製・284頁
ISBN978-4-8158-0857-0 C3021
在庫有り


『化学史研究』 [第44巻第1号、2017年] から (評者: 中澤 聡 氏)

リヴァイアサンと空気ポンプ
ホッブズ、ボイル、実験的生活

リヴァイアサンと空気ポンプ

スティーヴン・シェイピン他著 『リヴァイアサンと空気ポンプ』 (吉本秀之監訳) が、『化学史研究』 (第44巻第1号、2017年、化学史学会) で紹介されました。実験で得られた知識は、信頼できるのか。空気ポンプで真空実験を繰り返したボイルと、実験という営みに疑いをもったホッブズ。二人の論争を手がかりに、内戦から王政復古期にかけての政治的・社会的文脈の中で、実験科学の形成を捉え直した名著、待望の邦訳。

スティーヴン・シェイピン/サイモン・シャッファー 著
吉本秀之 監訳
柴田和宏/坂本邦暢 訳
価格 5,800円
A5判・上製・454頁
ISBN978-4-8158-0839-6 C3040
在庫有り


『化学史研究』 [第44巻第1号、2017年] から (評者: 大野 誠 氏)

病原菌と国家
ヴィクトリア時代の衛生・科学・政治

病原菌と国家

小川眞里子著 『病原菌と国家』 が、『化学史研究』 (第44巻第1号、2017年、化学史学会) で紹介されました。19世紀に相次いで産声を上げた、公衆保健と実験医学。イギリスでは、前者は数々の施策を経て国家医学から帝国医学へと至り、後者は感染症の病因探求の中で進化論を組み込みながら独自の展開を遂げた。本書はそれらの全体像と相互の関係を初めて示し、社会と医学の関係を問い直します。

小川眞里子 著
価格 6,300円
A5判・上製・488頁
ISBN978-4-8158-0826-6 C3022
在庫有り


『社会経済史学』 [第82巻第4号、2017年2月] から (評者: 岸本美緒 氏)

大分岐
中国、ヨーロッパ、そして近代世界経済の形成

大分岐

K・ポメランツ著 『大分岐』 (川北稔監訳) が、『社会経済史学』 (第82巻第4号、2017年2月、社会経済史学会) で紹介されました。驚くほど似ていた一つの世界 ——。東アジアでも西ヨーロッパでも、発達した市場経済は生態環境の制約に直面していた。なぜ西欧だけが大きく分岐していったのか。今日にいたる世界経済の根源的な謎を明らかにし、新しい歴史像を提示したグローバルヒストリーの代表作、遂に邦訳。

K.ポメランツ 著
川北 稔 監訳
価格 5,500円
A5判・上製・456頁
ISBN978-4-8158-0808-2 C3022
在庫有り


『経済史研究』 [第20号、2017年1月] から (評者: 金澤周作 氏)

投資社会の勃興
財政金融革命の波及とイギリス

投資社会の勃興

坂本優一郎著 『投資社会の勃興』 が、『経済史研究』 (第20号、2017年1月、大阪経済大学日本経済史研究所) で紹介されました。イギリスで、投資はいかにして中流の人びとや労働者層・女性にまでいきわたったのか。政治・社会・文化・経済の幅広い文脈で生じた革新の全体像を、ヨーロッパ・アメリカへの拡大も視野に捉え、投資社会化がもたらした衝撃と、今日まで続くその構造を見事に浮き彫りにした注目の研究。

坂本優一郎 著
価格 6,400円
A5判・上製・496頁
ISBN978-4-8158-0802-0 C3022
在庫有り


『史苑』 [第77巻第1号、2017年] から (評者: 一ノ瀬佳也 氏)

投資社会の勃興
財政金融革命の波及とイギリス

投資社会の勃興

坂本優一郎著 『投資社会の勃興』 が、『史苑』 (第77巻第1号、2017年、立教大学史学会) で紹介されました。イギリスで、投資はいかにして中流の人びとや労働者層・女性にまでいきわたったのか。政治・社会・文化・経済の幅広い文脈で生じた革新の全体像を、ヨーロッパ・アメリカへの拡大も視野に捉え、投資社会化がもたらした衝撃と、今日まで続くその構造を見事に浮き彫りにした注目の研究。

坂本優一郎 著
価格 6,400円
A5判・上製・496頁
ISBN978-4-8158-0802-0 C3022
在庫有り


「読売新聞」 [2017年3月12日付] から (評者: 苅部 直 氏)
“現代外交に投じる警告”

中国の誕生
東アジアの近代外交と国家形成

中国の誕生

岡本隆司著 『中国の誕生』 が、「読売新聞」 (2017年3月12日付) で紹介されました。東アジア在来秩序を揺るがした明治日本の登場から、琉球、ヴェトナム、朝鮮、チベット、モンゴルへと続く属国・藩部の危機と再編を通して、現代中国の原型が浮かび上がる過程を詳述、万国公法などの翻訳概念の変容を手がかりに、誰も描きえなかった 「中国」 誕生の全体像に迫った渾身作。

岡本隆司 著
価格 6,300円
A5判・上製・562頁
ISBN978-4-8158-0860-0 C3022
在庫有り


「読売新聞」 [2017年3月5日付] から (評者: 奈良岡聰智 氏)

人種戦争という寓話
黄禍論とアジア主義

人種戦争という寓話

廣部泉著 『人種戦争という寓話』 が、「読売新聞」 (2017年3月5日付) で紹介されました。欧州発のアジア連合脅威論は、西海岸に押し寄せる移民への視線と結びつき、アメリカを 「黄禍」 の不安に陥れた。ジャーナリズムを介して増幅していく人種主義的言説は、鏡像たるアジア主義と作用し合い、日米関係にいかなる影響を及ぼしたのか。丹念な資料調査により描き出した力作。

廣部 泉 著
価格 5,400円
A5判・上製・294頁
ISBN978-4-8158-0858-7 C3031
在庫有り


「産経新聞」 [2017年2月26日付] から (評者: 橋本順光 氏)
“大戦での政策 世論に影響された日本と冷静さ保った米国対比”

人種戦争という寓話
黄禍論とアジア主義

人種戦争という寓話

廣部泉著 『人種戦争という寓話』 が、「産経新聞」 (2017年2月26日付) で紹介されました。欧州発のアジア連合脅威論は、西海岸に押し寄せる移民への視線と結びつき、アメリカを 「黄禍」 の不安に陥れた。ジャーナリズムを介して増幅していく人種主義的言説は、鏡像たるアジア主義と作用し合い、日米関係にいかなる影響を及ぼしたのか。丹念な資料調査により描き出した力作。

廣部 泉 著
価格 5,400円
A5判・上製・294頁
ISBN978-4-8158-0858-7 C3031
在庫有り


『図書新聞』 [第3294号、2017年3月11日] から (評者: 道重一郎 氏)
“イギリス 「農学」 の形成と展開 経験的 「知」 の制度化の歴史を解明する”

農の科学史
イギリス 「所領知」 の革新と制度化

農の科学史

並松信久著 『農の科学史』 が、『図書新聞』 (第3294号、2017年3月11日、図書新聞) で紹介されました。ローカルな知は科学となるのか ——。農業は古来、多くの地域で主要産業であった。工業化が進む中、諸科学と葛藤しつつ 「農学」 を成立させていく多元的な知と制度の展開を、啓蒙時代から20世紀まで、イギリス社会の文脈で描きます。科学史と農業史を架橋し、間文化的な示唆を与える労作。

並松信久 著
価格 6,300円
A5判・上製・480頁
ISBN978-4-8158-0853-2 C3061
在庫有り


『週刊読書人』 [第3179号、2017年3月3日] から (評者: 冨田康子 氏)
“異文化体験の歴史学 一編の書物がつむいだもう一つのジャポニスム”

陶芸のジャポニスム

陶芸のジャポニスム

今井祐子著 『陶芸のジャポニスム』 が、『週刊読書人』 (第3179号、2017年3月3日、読書人) で紹介されました。見出された新たな美——。ヨーロッパからアメリカまで、多様な作陶家・美術商・収集家らを魅了した 「陶芸のジャポニスム」。海を越えた日本陶磁や陶器書を手がかりに、美意識や造形が大きく転換・深化していくプロセスを跡づけ、やきものをめぐるグローバルな芸術文化史を描き出します。

今井祐子 著
価格 7,800円
A5判・上製・760頁
ISBN978-4-8158-0854-9 C3071
在庫有り


『西洋史学』 [第262号、2016年] から (評者: 見市雅俊 氏)

病原菌と国家
ヴィクトリア時代の衛生・科学・政治

病原菌と国家

小川眞里子著 『病原菌と国家』 が、『西洋史学』 (第262号、2016年、日本西洋史学会) で紹介されました。19世紀に相次いで産声を上げた、公衆保健と実験医学。イギリスでは、前者は数々の施策を経て国家医学から帝国医学へと至り、後者は感染症の病因探求の中で進化論を組み込みながら独自の展開を遂げた。本書はそれらの全体像と相互の関係を初めて示し、社会と医学の関係を問い直します。

小川眞里子 著
価格 6,300円
A5判・上製・488頁
ISBN978-4-8158-0826-6 C3022
在庫有り

年度別書評一覧

近刊案内

2017年7月18日出来予定

私にはいなかった祖父母の歴史

イヴァン・ジャブロンカ 著
田所光男 訳
四六判・上製・416頁
価格  3,600円
ISBN 978-4-8158-0879-2
Cコード 3022

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