書籍紹介

経済・歴史

世界史のなかの産業革命

資源・人的資本・グローバル経済
R.C.アレン 著  眞嶋史叙・中野 忠・安元 稔・湯沢 威 訳

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価格 3,400円
判型 A5判・上製
ページ数 380頁
刊行年月日 2017年
在庫状況 在庫有り
ISBNコード 978-4-8158-0894-5
Cコード C3033

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書籍の内容

中国やインド、大陸ヨーロッパではなく、イギリスで産業革命が起こり得たのはなぜか? 食事、健康などの生活水準をもとに、世界史的な視野でその起源を捉えなおし、エネルギーなどの自然環境が果たした役割も視野に、産業革命の新たな全体像を示した決定版。


著者紹介

ロバート・C.アレン
(Robert C. Allen)

1947年生まれ。オックスフォード大学ナッフィールド・カレッジ・フェロー、経済史教授を経て、現在、同カレッジ・シニア・リサーチフェロー兼ニューヨーク大学アブダビ校グローバル特別栄誉教授。著書に、Enclosure and the Yeoman: The Agricultural Development of the South Midlands, 1450-1850 (1992)、Farm to Factory: A Re-interpretation of the Soviet Industrial Revolution (2003)。いずれも、経済史学会 (アメリカ) のラーンキ賞を受賞。


書籍の目次

 日本語版への序
 謝 辞

第1章 前工業化経済と産業革命
     産業革命を説明する
     文化と経済 —— 原因それとも結果か
     消費主義と勤勉
     結婚と子ども
     近代文化の成立
     産業革命への経済的アプローチ
     ヨーロッパ経済の変容 1500~1750年
     近世の拡大から産業革命へ

  第Ⅰ部 工業化以前の経済

第2章 前工業化イギリスの高賃金経済
     賃金と価格
     イギリスにおける賃金の収斂
     熟練労働者
     高賃金経済は生活の質にどのような意味を持つのか
     高賃金と経済成長

第3章 農業革命
     マクロの視点 —— 人々はどのように食料を供給されたのか
     農業労働者の1人当たり産出量
     なぜ産出量と生産性は上昇したのか
     囲い込みは産出量と生産性を上昇させたのか
     開放耕地農民はどのように農業の近代化を達成したのか
     農民たちはなぜ自分たちの農法を改良したのか
     結 論

第4章 低価格エネルギー経済
     ロンドンの成長と石炭取引の興隆
     家庭用石炭暖房の方法
     北東部炭鉱地帯以外の石炭生産の増加
     世界を視野に入れたイギリスのエネルギー
     オランダの都市化と 「木材危機」
     結 論

第5章 なぜイギリスが成功したのか
     進歩と貧困のモデル
     19世紀への多様な経路
     イギリスが成功した要因
     含意するものとさらなる疑問
     補遺 近世経済の方程式

  第Ⅱ部 産業革命

第6章 なぜ産業革命はイギリスで起きたのか
     イギリス —— 高賃金で安価なエネルギー経済
     なぜイギリスの独特な賃金・価格構造が問題となるのか —— 労働を資本で
      代替する
     イギリスと中国にモデルを応用する
     イギリスとフランスにモデルを応用する —— ピン工場の例
     第2段階 —— ミクロレベルの発明の流れ
     3つのマクロレベルの発明の歴史
     補 遺

第7章 蒸気機関
     第1段階 —— ニューコメンのマクロレベルの発明
     第2段階 —— 1世紀半にわたる改良
     蒸気機関の普及

第8章 綿 業
     マクロレベルの技術革新、第1段階 —— ジェニー紡績機
     リチャード・アークライトの発明
     なぜフランスではないのか
     なぜフランスではなくてイギリスで紡績機械が発明されたのか
     第2段階 —— 紡績機械の改良
     結 果
     補遺1 ジェニー紡績機の収益率
     補遺2 アークライト工場の収益率

第9章 コークス溶鉱法
     マクロレベルの発明、第1段階 —— エイブラハム・ダービー1世の業績
     マクロレベルの発明、第2段階 —— コークス溶鉱鉄の競争力を高める発明、
      1720~55年
     1755~1850年までのマクロレベルの発明への一層の改良
     ヨーロッパ大陸におけるコークス溶鉱法の導入
     アメリカにおけるコークス溶鉱法の導入
     コークス溶鉱法はなぜイギリスで発明されたのか

第10章 発明家、啓蒙主義そして人的資本
     産業的啓蒙主義
     重要な発明家に関する統計分析
     産業的啓蒙主義と実験
     長期的視点で見た産業的啓蒙主義
     経済的、社会的発展の水準
     産業革命の原因としての文化
     補遺 重要な発明家リスト

第11章 産業革命から近代経済成長へ

 参考文献
 訳者解説
 図表一覧
 索 引


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2018年1月17日出来予定

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長坂徹郎・横井豊治 編
B5判・並製・328頁
価格  6,300円
ISBN 978-4-8158-0895-2
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