書籍紹介

物理・医学

放射線と安全につきあう

利用の基礎と実際
西澤邦秀・柴田理尋 編

書籍のカバー画像

書籍を注文する

価格 2,700円
判型 B5判・並製
ページ数 248頁
刊行年月日 2017年
在庫状況 在庫有り
ISBNコード 978-4-8158-0875-4
Cコード C3042

書籍画像のサムネール書籍画像のサムネール

内 容

RIからX線・放射光まで、利用にあたり必要な知識を体系的に整理。人体への影響や放射線計測法、緊急時の対応などについて、図表を多用して視覚的に解説した本書は、大学や企業などで実際に放射線を取扱う人はもちろん、中学高校で放射線教育に携わる教員にも最適のテキストである。


執筆者一覧

(執筆順)
西澤邦秀 (はじめに、序章、Ⅱ-3章3、Ⅲ-1章、Ⅲ-2章2、Ⅲ-5章、第Ⅳ部、Ⅴ-1章)
伊藤茂樹 (Ⅰ-1章1~5、Ⅴ-2章2)
松田尚樹 (Ⅰ-1章6)
山内基弘 (Ⅰ-2章)
柴田理尋 (Ⅱ-1章1~6、Ⅱ-2章1~3、Ⅱ-3章2、Ⅲ-2章1、Ⅲ-3章、Ⅲ-4章、Ⅴ-3章2・3)
熊谷 純 (Ⅱ-1章7、Ⅴ-3章3、Ⅴ-4章2)
山澤弘実 (Ⅱ-2章4、Ⅱ-3章1、Ⅴ-3章3、Ⅴ-4章2、Ⅴ-5章1)
森泉 純 (Ⅱ-4章)
小山修司 (Ⅲ-2章1、Ⅴ-2章2)
瓜谷 章 (Ⅲ-3章1、Ⅴ-3章2)
加藤克彦 (Ⅴ-2章1)
竹中千里 (Ⅴ-3章1・2、Ⅴ-4章1)
本間道夫 (Ⅴ-3章1)
小島康明 (Ⅴ-3章2・3、Ⅴ-4章2、Ⅴ-5章2)


目 次

 はじめに

序 放射線とつきあう

  Ⅰ 放射線の人体に与える影響

Ⅰ-1 人体への影響
  1 人体に対する放射線影響の分類
   1.1 早期影響と晩発影響
   1.2 確定的影響と確率的影響
   1.3 放射線の人体への作用機構の概要
  2 確定的影響
   2.1 被曝の仕方による影響の違い
   2.2 線量・線量率の影響
   2.3 線質の影響
   2.4 確定的影響のしきい値
   2.5 組織・臓器の放射線感受性
   2.6 急性放射線症候群
   2.7 造血器に対する影響
   2.8 生殖腺に対する影響
   2.9 眼の水晶体に対する影響
   2.10 消化器系に対する影響
   2.11 皮膚に対する影響
  3 確率的影響
   3.1 放射線発癌における疫学調査
   3.2 放射線による発癌
   3.3 小児の放射線感受性
  4 胎児への影響
   4.1 胎児の発育と確定的影響
   4.2 胎内被曝による癌の誘発
  5 遺伝的影響
   5.1 遺伝的影響
   5.2 遺伝的影響のリスクの推定方法
   5.3 動物実験による遺伝的影響のリスク
   5.4 広島・長崎の調査結果
  6 低線量被曝の影響
   6.1 低線量の範囲
   6.2 科学的アプローチの限界
   6.3 放射線応答の生物学的意味合い

Ⅰ-2 分子・細胞レベルでの影響
  1 放射線によるDNA損傷と修復
   1.1 放射線の生体・細胞への作用機構
   1.2 放射線によってできるDNA損傷
   1.3 DNA損傷の修復
  2 DNA損傷の細胞への影響
   2.1 DNA損傷に対する細胞応答とDNA損傷の情報伝達
   2.2 放射線感受性
   2.3 突然変異と染色体異常
  3 放射線発癌
   3.1 放射線の発癌性
   3.2 癌における細胞増殖コントロールの異常
   3.3 多段階発癌

  Ⅱ 放射線の基礎

Ⅱ-1 放射線の性質
  1 放射線・放射能の性質
   1.1 放射線・放射能の基本的性質
   1.2 原子核の基本的性質
  2 放射性同位元素の壊変
   2.1 壊変様式
   2.2 原子核の安定性
   2.3 壊変法則
  3 放射性同位元素の製造
  4 放射線と物質の相互作用
   4.1 荷電粒子と物質の相互作用
   4.2 γ(X)線と物質の相互作用
   4.3 中性子と物質の相互作用
  5 放射線の物質への作用機構
   5.1 放射線化学反応の特色
   5.2 放射線の物質へのエネルギー付与
   5.3 放射線重合:架橋、材料改質
   5.4 放射線架橋と放射線分解

Ⅱ-2 放射線の測定
  1 放射線測定器と原理
   1.1 気体の電離作用を利用した測定器
   1.2 シンチレーション計数装置
   1.3 半導体検出器
   1.4 積算型の放射線測定器
  2 個人被曝線量測定器
  3 作業環境用の測定器
   3.1 空間線量率の測定
   3.2 空気中濃度の測定
  4 体内放射能の測定
   4.1 体外γ線測定
   4.2 排泄物の測定
   4.3 その他の人体試料の測定
   4.4 食物中濃度の測定計算

Ⅱ-3 放射線と環境
  1 環境放射能・放射線
   1.1 自然界からの被曝
   1.2 環境放射能
   1.3 環境放射線
  2 環境レベルの放射線測定
  3 福島第1原子力発電所事故のよる環境汚染と対策
   3.1 汚染拡散のメカニズムと汚染分布の特徴
   3.2 事故による環境汚染の推移
   3.3 除 染
   3.4 食品中Csの基準濃度と摂取限度

Ⅱ-4 被曝低減の枠組み
  1 放射線防護の基本的な考え方
  2 線量と補助的な量
   2.1 放射線防護に関係する物理量
   2.2 防護量
   2.3 実用量
  3 線量限度
   3.1 線量限度の役割
   3.2 線量限度の意味
   3.3 線量限度の根拠

  Ⅲ 放射線安全取扱の実際

Ⅲ-1 放射線を扱うに当たって
  1 予防と事故対策
  2 使用資格
  3 被曝管理と防護
  4 管理区域入退方法

Ⅲ-2 放射性同位元素の安全取扱
  1 密封線源
   1.1 密封線源とは
   1.2 密封小線源
   1.3 密封中線源
   1.4 密封大線源
  2 非密封線源
   2.1 非密封線源の特徴
   2.2 非密封線源取扱施設
   2.3 非密封線源の安全取扱
   2.4 管理区域の入退
   2.5 実 験
   2.6 汚染検査
   2.7 除 染
   2.8 廃 棄
   2.9 記 録

Ⅲ-3 放射線発生装置の安全取扱
  1 加速器
   1.1 加速器の種類
   1.2 加速器施設の利用上の注意
   1.3 放射化を伴う大型の加速器施設
  2 シンクロトロン光
   2.1 シンクロトロン光発生の原理と特性
   2.2 シンクロトロン光施設
   2.3 シンクロトロン光施設の利用上の注意

Ⅲ-4 X線発生装置の安全取扱
  1 X線装置の概略
   1.1 X線装置の構成
   1.2 X線発生機構
   1.3 連続X線
   1.4 特性X線
  2 X線の吸収と遮蔽
   2.1 吸収係数
   2.2 連続X線の吸収
   2.3 X線の遮蔽
  3 X線装置の安全取扱

Ⅲ-5 緊急時の対応
  1 緊急時とは
  2 緊急時対応の原則
  3 業務従事者が取るべき具体的対応

  Ⅳ 放射線安全に関わる法令

Ⅳ-1 法令間の関係
  1 法律制定の背景
  2 主要な法律の規制対象

Ⅳ-2 放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律
  1 障害防止法の構成
  2 用語
  3 安全管理体制
   3.1 使用者の役割
   3.2 放射線取扱主任者とその代理者
   3.3 放射線障害予防規程
   3.4 記帳・記録
  4 人の安全管理
   4.1 教育訓練
   4.2 健康診断
   4.3 被曝・汚染管理
   4.4 事故届
   4.5 危険時の措置
  5 施設の管理
   5.1 許可と届出
   5.2 施設の位置・構造・設備
  6 線源の管理
   6.1 使用の基準
   6.2 保管の基準
   6.3 運搬の基準

Ⅳ-3 電離放射線障害防止規則
  1 電離則と除染電離則の関係
  2 電離則の構成
  3 用 語
  4 安全管理体制
   4.1 事業者の責務
   4.2 X線作業主任者の選任を要する放射線作業
   4.3 X線作業主任者の職務
  5 人の安全管理
   5.1 教育訓練
   5.2 健康診断
   5.3 被曝管理
   5.4 管理区域の管理
   5.5 緊急措置
  6 外部被曝対策
   6.1 X線装置
   6.2 特定X線装置および非特定X線装置
   6.3 工業用等の特定X線装置
   6.4 非特定X線装置の安全対策
   6.5 工業用等の特定X線装置の安全対策
  7 汚染の防止対策
  8 施設の管理
  9 手 続

  Ⅴ 放射線の利用例

Ⅴ-1 放射線利用の概要

Ⅴ-2 医 療
  1 医療での利用
  2 医療被曝

Ⅴ-3 学術研究
  1 放射性同位元素の利用
  2 放射線の利用
   2.1 X線
   2.2 加速器・シンクロトロン光
   2.3 中性子
  3 自然放射性同位元素および自然放射線の利用
   3.1 自然放射性同位元素
   3.2 自然放射線

Ⅴ-4 産 業
  1 農畜水産業
  2 工業
   2.1 検査・計測
   2.2 材料改質
   2.3 工業用製品

Ⅴ-5 市民生活
  1 セキュリティ
  2 消費材

 参考文献
 索 引


書 評


関連書


関連キーワードの一覧


関連カテゴリーの一覧


各オンライン書籍販売サービスサイトからも書籍は購入できます。

近刊案内

2019年3月22日出来予定

海軍技術者の戦後史

沢井 実 著
A5判・上製・256頁
価格 4,500円
ISBN 978-4-8158-0943-0
Cコード 3021

2019年3月25日出来予定

質的研究の考え方

大谷 尚 著
菊判・並製・416頁
価格 3,500円
ISBN 978-4-8158-0944-7
Cコード 3036

2019年3月28日出来予定

満鉄経営史

平山 勉 著
A5判・上製・520頁
価格 9,500円
ISBN 978-4-8158-0945-4
Cコード 3021

近刊書籍の予約を受け付けております。予約をご希望の方は、上の「予約の受付ページへ」をクリックして受付ページへリンクしていただき、そこでご予約の手続きをお願いいたします。刊行次第、商品を発送いたします。

購入について

書籍を購入される方は以下の注文受付ページから必要事項をご記入の上ご注文下さい。

また、個別の書籍紹介ページ上からもご購入いただけます。ご購入に関する詳細については、下の「購入についての説明」をクリックして、説明をご覧ください。

その他の書籍購入方法

小会刊行の書籍は以下のオンラインショップでも取り扱っております。

お問い合わせ

書籍に関するお問い合わせ、その他のお問い合わせについては、下記のお問い合わせフォームよりお願いいたします。電話でのお問い合わせも受け付けております。

TEL:052-781-5027

FAX:052-781-0697


ページの先頭へ戻る