2018年度書評一覧

『日本史研究』 [第670号、2018年6月] から(評者: 田代和生 氏)

絶海の碩学
近世日朝外交史研究

絶海の碩学

池内敏著『絶海の碩学』が、『日本史研究』(第670号、2018年6月、日本史研究会)で紹介されました。近世日朝関係のルートは朝鮮通信使にとどまらない。その外交を最前線でささえた京都五山僧の役割と実像を、訳官使の往来、釜山倭館との関係、漂流民送還や詩文絵画・産品のやりとりなど、広い視野でとらえて日朝外政システムの全体像を解明、東アジア国際秩序の理解を大きく書き換えます。

池内 敏 著
価格 6,800円
A5判・上製・512頁
ISBN978-4-8158-0866-2 C3021
在庫有り


『アジア経済』 [第59巻第2号、2018年6月号] から(評者: 佐藤 創 氏)

帝国から開発援助へ
戦後アジア国際秩序と工業化

帝国から開発援助へ

秋田茂著『帝国から開発援助へ』が、『アジア経済』(第59巻第2号、2018年6月号、アジア経済研究所)で紹介されました。アジアの経済的再興を可能にしたものとは。コロンボ・プランなどイギリスの政策構想を手がかりに、先進国からの所得移転が果たした役割を、戦前以来の連続性のもとで解明、アジアの主体的対応も含めた戦後開発援助の新たな全体像を描き出し、グローバルヒストリーの新機軸を示します。

秋田 茂 著
価格 5,400円
A5判・上製・248頁
ISBN978-4-8158-0865-5 C3022
在庫有り


『フレグランスジャーナル』 [第46巻第6号、2018年6月号] から

歴史は現代文学である
社会科学のためのマニフェスト

歴史は現代文学である

イヴァン・ジャブロンカ著/真野倫平訳『歴史は現代文学である』が、『フレグランスジャーナル』(第46巻第6号、2018年6月号、フレグランスジャーナル社)で紹介されました。文学的ゆえに科学的? 真実と物語のあいだで揺れ動き、その意義を問われてきた歴史。ポストモダニズムの懐疑を乗り越えた後で、いかにして「歴史の論理」を立て直すことができるのか。自らの実践に基づき、社会科学と文学の手法を和解させ、歴史記述を刷新するための挑戦の書。『メタヒストリー』以後の新たな歴史論であり、好評既刊『私にはいなかった祖父母の歴史』の姉妹編。

イヴァン・ジャブロンカ 著
真野倫平 訳
価格 4,500円
A5判・上製・320頁
ISBN978-4-8158-0908-9 C3022
在庫有り


「読売新聞」 [2018年6月17日付] から(評者: 三浦瑠麗 氏)
“残した功績の大きさ”

誤解された大統領
フーヴァーと総合安全保障構想

誤解された大統領

井口治夫著『誤解された大統領』が、「読売新聞」(2018年6月17日付)で紹介されました。大恐慌への対応を批判され、無能とされた大統領。しかし人道支援・環境保護などの先駆的政策は、今日狭く理解されがちな「人間の安全保障」の源流でもある。共和党右派、マッカーサー、アイゼンハワーなどの米国政治の群像を鮮やかに捉え、日本の占領政策にも新たな光を投げかけます。

井口治夫 著
価格 5,800円
A5判・上製・422頁
ISBN978-4-8158-0904-1 C3031
在庫有り


「日本経済新聞」 [2018年6月16日付] から(評者: 小倉孝誠 氏)
“「私」を組み込む語り方を提唱”

歴史は現代文学である
社会科学のためのマニフェスト

歴史は現代文学である

イヴァン・ジャブロンカ著/真野倫平訳『歴史は現代文学である』が、「日本経済新聞」(2018年6月16日付)で紹介されました。文学的ゆえに科学的? 真実と物語のあいだで揺れ動き、その意義を問われてきた歴史。ポストモダニズムの懐疑を乗り越えた後で、いかにして「歴史の論理」を立て直すことができるのか。自らの実践に基づき、社会科学と文学の手法を和解させ、歴史記述を刷新するための挑戦の書。『メタヒストリー』以後の新たな歴史論であり、好評既刊『私にはいなかった祖父母の歴史』の姉妹編。

イヴァン・ジャブロンカ 著
真野倫平 訳
価格 4,500円
A5判・上製・320頁
ISBN978-4-8158-0908-9 C3022
在庫有り


「朝日新聞」 [2018年6月16日付] から(評者: 石原 俊 氏)

核密約から沖縄問題へ
小笠原返還の政治史

核密約から沖縄問題へ

真崎翔著『核密約から沖縄問題へ』が、「朝日新聞」(2018年6月16日付)読書欄の「ひもとく 小笠原返還50年」で紹介されました。小笠原返還は戦後日米関係の小さなエピソードではない。沖縄の基地問題に影を落としたその実像をアメリカの核戦略の変容を手がかりに解明、2つの返還と核密約の深い連関をトータルにとらえ、日米の非対称な交渉過程がもたらした沖縄問題の知られざる起源を照射する、気鋭の力作。

真崎 翔 著
価格 4,500円
A5判・上製・268頁
ISBN978-4-8158-0871-6 C3031
在庫有り


『アメリカ研究』 [第52号、2018年5月] から (評者:小濵祥子 氏)

幻の同盟(上下巻)
冷戦初期アメリカの中東政策

幻の同盟

小野沢透著『幻の同盟』(上下巻)が、『アメリカ研究』(第52号、2018年5月、アメリカ学会) で紹介されました。1950年代初頭、西側世界の同盟相手として中東は再発見された。盟友イギリスの思惑や、勃興するアラブ・ナショナリズムと交差しつつ、米国はいかにして中東政治への関与を深めていったのか。膨大な一次史料を読み解き、知られざる地域構想の運命を鮮やかに描き出した一大叙事詩。

小野沢 透 著
価格 各6,000円
菊判・上製・上650頁+下614頁
ISBN 上: 978-4-8158-0829-7
    下: 978-4-8158-0830-3
C3022
在庫有り


『出版ニュース』 [2018年6月上旬号] から

進化倫理学入門

進化倫理学入門

スコット・ジェイムズ著/児玉聡訳『進化倫理学入門』が、『出版ニュース』(2018年6月上旬号、出版ニュース社)で紹介されました。長い進化の過程で、人間はなぜ、どのように道徳感覚を手に入れたのか。進化で道徳を説明できるのなら、そもそも道徳理論など不要ではないのか。心理学や神経科学の最新の知見を交えてなされる活発な議論を一望。道徳とは、人間の本性とは何かを問うすべての人に向けた最良の入門書。

スコット・ジェイムズ 著
児玉 聡 訳
価格 4,500円
A5判・上製・336頁
ISBN978-4-8158-0896-9 C3012
在庫有り


『洛北史学』 [第20号、2018年6月] から(評者: 橘 誠 氏)

中国の誕生
東アジアの近代外交と国家形成

中国の誕生

岡本隆司著『中国の誕生』が、『洛北史学』(第20号、2018年6月、洛北史学会)で紹介されました。東アジア在来秩序を揺るがした明治日本の登場から、琉球、ヴェトナム、朝鮮、チベット、モンゴルへと続く属国・藩部の危機と再編を通して、現代中国の原型が浮かび上がる過程を詳述、万国公法などの翻訳概念の変容を手がかりに、誰も描きえなかった「中国」誕生の全体像に迫った渾身作。

岡本隆司 著
価格 6,300円
A5判・上製・562頁
ISBN978-4-8158-0860-0 C3022
在庫有り


『洛北史学』 [第20号、2018年6月] から(評者: 渡辺千尋 氏)

対中借款の政治経済史
「開発」から二十一ヵ条要求へ

対中借款の政治経済史

久保田裕次著『対中借款の政治経済史』が、『洛北史学』(第20号、2018年6月、洛北史学会)で紹介されました。戦後ODAの淵源ともいうべき対中借款は、いかにして始まったのか。草創期にあたる日清戦後から第一次大戦期の展開を多角的にたどり、帝国主義的理解の限界をこえて、国際環境と中国側の主体性も踏まえた新たな実像を描き出します。開発と侵略の間を浮彫にする新鋭の成果。

久保田裕次 著
価格 6,300円
A5判・上製・372頁
ISBN978-4-8158-0856-3 C3021
在庫有り


「産経新聞」 [2018年6月3日付] から

誤解された大統領
フーヴァーと総合安全保障構想

誤解された大統領

井口治夫著『誤解された大統領』が、「産経新聞」(2018年6月3日付)で紹介されました。大恐慌への対応を批判され、無能とされた大統領。しかし人道支援・環境保護などの先駆的政策は、今日狭く理解されがちな「人間の安全保障」の源流でもある。共和党右派、マッカーサー、アイゼンハワーなどの米国政治の群像を鮮やかに捉え、日本の占領政策にも新たな光を投げかけます。

井口治夫 著
価格 5,800円
A5判・上製・422頁
ISBN978-4-8158-0904-1 C3031
在庫有り


『社会経済史学』 [第84巻第1号、2018年5月] から(評者: 國方敬司 氏)

農の科学史
イギリス「所領知」の革新と制度化

農の科学史

並松信久著『農の科学史』が、『社会経済史学』(第84巻第1号、2018年5月、社会経済史学会)で紹介されました。ローカルな知は科学となるのか ——。農業は古来、多くの地域で主要産業であった。工業化が進む中、諸科学と葛藤しつつ「農学」を成立させていく多元的な知と制度の展開を、啓蒙時代から20世紀まで、イギリス社会の文脈で描きます。科学史と農業史を架橋し、間文化的な示唆を与える労作。

並松信久 著
価格 6,300円
A5判・上製・480頁
ISBN978-4-8158-0853-2 C3061
在庫有り


『日本歴史』 [第841号、2018年6月号] から

経済社会の歴史
生活からの経済史入門

経済社会の歴史

中西聡編『経済社会の歴史』が、『日本歴史』(第841号、2018年6月号、日本歴史学会)で紹介されました。家族、災害、健康、教育や娯楽、さらに森林やエネルギーなど、身近な生活環境を手がかりにして、経済社会の成り立ちをやさしく解説、消費や自然環境などの新たなテーマから、私たちの生活と経済の歴史の深いつながりを実感とともに学べる入門テキスト。

中西 聡 編
価格 2,700円
A5判・並製・348頁
ISBN978-4-8158-0893-8 C3033
在庫有り


『出版ニュース』 [2018年5月中・下旬号] から

パチンコ産業史
周縁経済から巨大市場へ

パチンコ産業史

韓載香著『パチンコ産業史』が、『出版ニュース』(2018年5月中・下旬号、出版ニュース社)で紹介されました。戦前以来の縁日娯楽はなぜ、30兆円産業となりえたのか。見過ごされてきた周縁経済の躍動を、ホール、メーカー、規制の動向からダイナミックに捉え、「地下経済」論を超えた等身大の姿を浮き彫りにします。産業が存続可能となる条件を新たな視点で照射し、日本経済論の盲点に迫った初の通史。

韓 載香 著
価格 5,400円
A5判・上製・436頁
ISBN978-4-8158-0898-3 C3033
在庫有り


『図書新聞』 [第3353号、2018年6月2日付] から(評者: 重富公生 氏)
“なぜほかならぬイギリスで最初に産業革命が起きたのか”

世界史のなかの産業革命
資源・人的資本・グローバル経済

世界史のなかの産業革命

R.C.アレン著『世界史のなかの産業革命』(眞嶋史叙・中野忠・安元稔・湯沢威訳)が、『図書新聞』(第3353号、2018年6月2日付、武久出版)で紹介されました。中国やインド、大陸ヨーロッパではなく、イギリスで産業革命が起こり得たのはなぜか? 食事、健康などの生活水準をもとに、世界史的な視野でその起源を捉えなおし、エネルギーなどの自然環境が果たした役割も視野に、産業革命の新たな全体像を示した決定版。

R.C.アレン 著
眞嶋史叙・中野 忠・安元 稔・湯沢 威 訳
価格 3,400円
A5判・上製・380頁
ISBN978-4-8158-0894-5 C3033
在庫有り


『大原社会問題研究所雑誌』 [第716号、2018年6月] から(評者: 筒井淳也 氏)

祖父母であること
戦後日本の人口・家族変動のなかで

祖父母であること

安藤究著『祖父母であること』が、『大原社会問題研究所雑誌』(第716号、2018年6月、法政大学大原社会問題研究所)で紹介されました。「お祖父さん/お祖母さん」は「お爺さん/お婆さん」ではない ——。少子化対策等の前提にもなっている、幼い孫の手をひくお年寄りという姿は、もはや当たり前ではない。急激な平均寿命の伸びや晩婚化、性別役割分業の変化などを通して、「祖父母であること」はどう変わってきたのか。ライフコースやジェンダーに着目し、そのリアルな「現在」をとらえます。

安藤 究 著
価格 4,500円
A5判・上製・272頁
ISBN978-4-8158-0882-2 C3036
在庫有り


『家族社会学研究』 [第30巻第1号、2018年4月] から(評者: 佐藤友光子 氏)

祖父母であること
戦後日本の人口・家族変動のなかで

祖父母であること

安藤究著『祖父母であること』が、『家族社会学研究』(第30巻第1号、2018年4月、日本家族社会学会)で紹介されました。「お祖父さん/お祖母さん」は「お爺さん/お婆さん」ではない ——。少子化対策等の前提にもなっている、幼い孫の手をひくお年寄りという姿は、もはや当たり前ではない。急激な平均寿命の伸びや晩婚化、性別役割分業の変化などを通して、「祖父母であること」はどう変わってきたのか。ライフコースやジェンダーに着目し、そのリアルな「現在」をとらえます。

安藤 究 著
価格 4,500円
A5判・上製・272頁
ISBN978-4-8158-0882-2 C3036
在庫有り


『移民政策研究』 [第10号、2018年5月] から(評者: 渡戸一郎 氏)

移民受入の国際社会学
選別メカニズムの比較分析

移民受入の国際社会学

小井土彰宏編『移民受入の国際社会学』が、『移民政策研究』(第10号、2018年5月、移民政策学会)で紹介されました。誰を受け入れ、誰を排除するのか —— 移民受入をめぐる風景を一変させた政策と実態の変化を、古典的移民国、EU諸国、後発受入国の比較により鮮明に捉え、排除と包摂のメカニズムをトータルに示します。世界を震撼させる「移民問題」を冷静に考える確かな視点を得るために。

小井土彰宏 編
価格 5,400円
A5判・上製・380頁
ISBN978-4-8158-0867-9 C3036
在庫有り


「現代ビジネス」ホームページ [2018年5月18日付] から
“日本経済「1000年以上の成長記録」が覆す、歴史像と先入観”

経済成長の日本史
古代から近世の超長期GDP推計 730-1874

経済成長の日本史

『経済成長の日本史』の著者・高島正憲先生が、「現代ビジネス」に論考を寄稿されました(2018年5月18日付)。『経済成長の日本史』のなかで、より詳細な議論がなされています。【本書の内容】奈良時代~近代初頭にいたる列島経済の展開を一望、最貧国水準を抜け出し、1人あたりGDPが着実な上昇に転じていく過程を、利用可能な数値の精査と多様な文献の活用により、災害・飢饉・環境・都市化なども視野に解明。はじめて日本の超長期GDP推計を実現し、日本史の新たな扉を開く。

高島正憲 著
価格 5,400円
A5判・上製・348頁
ISBN978-4-8158-0890-7 C3033
在庫有り


『西洋史学論集』 [第55号、2018年3月] から(評者: 徳橋 曜 氏)

訴える人びと
イタリア中世都市の司法と政治

訴える人びと

中谷惣著『訴える人びと』が、『西洋史学論集』(第55号、2018年3月、九州西洋史学会)で紹介されました。ネッロに地代の支払いを求めたチェッコーロ、重税の免除を願い出たヤコポ、ジョヴァンニ、トゥーリ………。私的な利害に突き動かされて法廷に立つ市井の人びとが、その訴えを通して秩序に息を吹き込み、正義と公共善の結びあいを絶えず更新していく動態を、未踏査の裁判記録から明らかにします。

中谷 惣 著
価格 10,000円
A5判・上製・530頁
ISBN978-4-8158-0851-8 C3022
在庫有り


「朝日新聞」 [2018年5月12日付] から(評者: 保阪正康 氏)
“ニューディールの先鞭と評価”

誤解された大統領
フーヴァーと総合安全保障構想

誤解された大統領

井口治夫著『誤解された大統領』が、「朝日新聞」(2018年5月12日付)で紹介されました。大恐慌への対応を批判され、無能とされた大統領。しかし人道支援・環境保護などの先駆的政策は、今日狭く理解されがちな「人間の安全保障」の源流でもある。共和党右派、マッカーサー、アイゼンハワーなどの米国政治の群像を鮮やかに捉え、日本の占領政策にも新たな光を投げかけます。

井口治夫 著
価格 5,800円
A5判・上製・422頁
ISBN978-4-8158-0904-1 C3031
在庫有り


『防衛学研究』 [第58号、2018年3月] から(評者: 永田伸吾 氏)

核密約から沖縄問題へ
小笠原返還の政治史

核密約から沖縄問題へ

真崎翔著『核密約から沖縄問題へ』が、『防衛学研究』(第58号、2018年3月、日本防衛学会)で紹介されました。小笠原返還は戦後日米関係の小さなエピソードではない。沖縄の基地問題に影を落としたその実像をアメリカの核戦略の変容を手がかりに解明、2つの返還と核密約の深い連関をトータルにとらえ、日米の非対称な交渉過程がもたらした沖縄問題の知られざる起源を照射する、気鋭の力作。

真崎 翔 著
価格 4,500円
A5判・上製・268頁
ISBN978-4-8158-0871-6 C3031
在庫有り


『日経サイエンス』 [第48巻第6号、2018年6月号] から(評者: 丸山 敬 氏)
“緻密な取材を通して綴るアルツハイマー病研究史”

アルツハイマー病の謎
認知症と老化の絡まり合い

アルツハイマー病の謎

マーガレット・ロック著/坂川雅子訳『アルツハイマー病の謎』が、『日経サイエンス』(第48巻第6号、2018年6月号、日経サイエンス社)で紹介されました。専門家たちとの対話を重ねる中で浮き彫りになった、ADという存在の曖昧さと、単一の病因を求めるモデルの限界。では、研究はどう進められるべきか。臨床診断の結果や遺伝的リスクはいかに理解されるべきか。患者や家族になされるべきことは何か。社会の高齢化にともなう不可避の難問と向き合う視座を与えます。

マーガレット・ロック 著
坂川雅子 訳
価格 4,500円
A5判・上製・462頁
ISBN978-4-8158-0897-6 C3047
在庫有り


『週刊読書人』 [第3237号、2018年5月4日付] から(評者: 北中淳子 氏)
“老いの科学が人々の生活をどう変えるか 認知症の複雑さと「先制医療」の生み出す葛藤”

アルツハイマー病の謎
認知症と老化の絡まり合い

アルツハイマー病の謎

マーガレット・ロック著/坂川雅子訳『アルツハイマー病の謎』が、『週刊読書人』(第3237号、2018年5月4日付、読書人)で紹介されました。専門家たちとの対話を重ねる中で浮き彫りになった、ADという存在の曖昧さと、単一の病因を求めるモデルの限界。では、研究はどう進められるべきか。臨床診断の結果や遺伝的リスクはいかに理解されるべきか。患者や家族になされるべきことは何か。社会の高齢化にともなう不可避の難問と向き合う視座を与えます。

マーガレット・ロック 著
坂川雅子 訳
価格 4,500円
A5判・上製・462頁
ISBN978-4-8158-0897-6 C3047
在庫有り


『教育学研究』 [第85巻第1号、2018年3月] から(評者: 姫野完治 氏)

新版 変動社会の教師教育

新版変動社会の教師教育

今津孝次郎著『新版 変動社会の教師教育』が、『教育学研究』(第85巻第1号、2018年3月、日本教育学会)で紹介されました。繰り返される制度改革を越えて——。変化の激しい世界における教師の役割は「やわらかい学校」の実現として捉えられる。同僚と協働し学校全体の改善へと向かう実践や、その省察を通した能力向上を軸とする、ゆるぎない視座から日本の現実を見つめ、生涯にわたる多元的な「教師教育」を基礎づけた決定版。

今津孝次郎 著
価格 5,400円
A5判・上製・368頁
ISBN978-4-8158-0877-8 C3037
在庫有り


『図書新聞』 [第3350号、2018年5月5日付] から(評者: 苅谷千尋 氏)
“ある特定の代表を「適切」と見做す基準はどこか —— この問いに真正面から挑戦する”

代表の概念

代表の概念

ハンナ・ピトキン/早川誠訳『代表の概念』が、『図書新聞』(第3350号、2018年5月5日付、武久出版)で紹介されました。政治における代表とは何か。選挙で選ばれたことか、権威を有することか、説明責任を果たすことか、それとも国民の構成を反映していることか。「代表(representation)」の語義に立ち戻り、ホッブズの議論から自由主義まで、思想の土台より政治的代表の意味を徹底的に検討し、代表論の古典となった名著、待望の翻訳。

ハンナ・ピトキン 著
早川 誠 訳
価格 5,400円
A5判・上製・426頁
ISBN978-4-8158-0892-1 C3031
在庫有り


「日本経済新聞」 [2018年4月21日付] から

誤解された大統領
フーヴァーと総合安全保障構想

誤解された大統領

井口治夫著『誤解された大統領』が、「日本経済新聞」(2018年4月21日付)で紹介されました。大恐慌への対応を批判され、無能とされた大統領。しかし人道支援・環境保護などの先駆的政策は、今日狭く理解されがちな「人間の安全保障」の源流でもある。共和党右派、マッカーサー、アイゼンハワーなどの米国政治の群像を鮮やかに捉え、日本の占領政策にも新たな光を投げかけます。

「…………フーバー氏の足跡を通じ、第1次世界大戦から第2次世界大戦後までの米政治・外交の内幕が描かれており、歴史書としても参考になる。日米開戦に至る過程についても1章分を割き、克明に分析している。」(2018年4月21日付「日本経済新聞」書評欄から)

井口治夫 著
価格 5,800円
A5判・上製・422頁
ISBN978-4-8158-0904-1 C3031
在庫有り


「愛媛新聞」 [2018年4月5日付] 他から
“パチンコ史を立体的に”

パチンコ産業史
周縁経済から巨大市場へ

パチンコ産業史

『パチンコ産業史』の著者・韓載香先生の紹介記事が、「愛媛新聞」(2018年4月5日付)ほか複数の地方紙に掲載されました。戦前以来の縁日娯楽はなぜ、30兆円産業となりえたのか。見過ごされてきた周縁経済の躍動を、ホール、メーカー、規制の動向からダイナミックに捉え、「地下経済」論を超えた等身大の姿を浮き彫りにします。産業が存続可能となる条件を新たな視点で照射し、日本経済論の盲点に迫った初の通史。

韓 載香 著
価格 5,400円
A5判・上製・436頁
ISBN978-4-8158-0898-3 C3033
在庫有り


『大原社会問題研究所雑誌』 [第715号、2018年5月] から(評者: 相馬直子 氏)

福祉のアジア
国際比較から政策構想へ

福祉のアジア

上村泰裕著『福祉のアジア』が、『大原社会問題研究所雑誌』(第715号、2018年5月、大原社会問題研究所)で紹介されました。グローバル時代の社会的基盤とは——。相互依存の深まる東アジアでは地域全体の福祉拡充が緊要となっている。福祉国家と企業福祉・家族福祉・ボランタリー福祉の関係をいかに結びなおすべきか。歴史も経済も多様な東アジア諸国間で国際協力は可能なのか。比較研究から新時代への提言を試みます。

上村泰裕 著
価格 4,500円
A5判・上製・272頁
ISBN978-4-8158-0813-6 C3036
在庫有り


『アメリカ学会会報』 [第196号、2018年4月号] から(評者: 高光佳絵 氏)

人種戦争という寓話
黄禍論とアジア主義

人種戦争という寓話

廣部泉著『人種戦争という寓話』が、『アメリカ学会会報』(第196号、2018年4月号、アメリカ学会)で紹介されました。欧州発のアジア連合脅威論は、西海岸に押し寄せる移民への視線と結びつき、アメリカを「黄禍」の不安に陥れた。ジャーナリズムを介して増幅していく人種主義的言説は、鏡像たるアジア主義と作用し合い、日米関係にいかなる影響を及ぼしたのか。丹念な資料調査により描き出した力作。

廣部 泉 著
価格 5,400円
A5判・上製・294頁
ISBN978-4-8158-0858-7 C3031
在庫有り


『東洋史研究』 [第76巻第4号、2018年3月] から(評者: 石田 徹 氏)

絶海の碩学
近世日朝外交史研究

絶海の碩学

池内敏著『絶海の碩学』が、『東洋史研究』(第76巻第4号、2018年3月、東洋史研究会)で紹介されました。近世日朝関係のルートは朝鮮通信使にとどまらない。その外交を最前線でささえた京都五山僧の役割と実像を、訳官使の往来、釜山倭館との関係、漂流民送還や詩文絵画・産品のやりとりなど、広い視野でとらえて日朝外政システムの全体像を解明、東アジア国際秩序の理解を大きく書き換えます。

池内 敏 著
価格 6,800円
A5判・上製・512頁
ISBN978-4-8158-0866-2 C3021
在庫有り


『遊技通信』 [2018年4月号] から
“縁日娯楽がいかに巨大市場に発展したか 経済学の視点で産業の軌跡を検証する初の通史”

パチンコ産業史
周縁経済から巨大市場へ

パチンコ産業史

韓載香著『パチンコ産業史』が、『遊技通信』(2018年4月号、遊技通信社)で紹介されました。戦前以来の縁日娯楽はなぜ、30兆円産業となりえたのか。見過ごされてきた周縁経済の躍動を、ホール、メーカー、規制の動向からダイナミックに捉え、「地下経済」論を超えた等身大の姿を浮き彫りにします。産業が存続可能となる条件を新たな視点で照射し、日本経済論の盲点に迫った初の通史。

韓 載香 著
価格 5,400円
A5判・上製・436頁
ISBN978-4-8158-0898-3 C3033
在庫有り


『STUDIO VOICE』 [2018年3月号、第412巻] から(評者: 山本貴光 氏)

フィクションとは何か
ごっこ遊びと芸術

フィクションとは何か

ケンダル・ウォルトン著/田村均訳『フィクションとは何か』が、『STUDIO VOICE』(2018年3月号、第412巻、INFASパブリケーションズ)の特集「Documentary / Non-Fiction 見ようとすれば、見えるのか?」で紹介されました。ホラー映画を観れば恐怖を覚え、小説を読めば主人公に共感する —— しかし、そもそも私たちはなぜ虚構にすぎないものに感情を動かされるのか。絵画、文学、演劇、映画などの芸術作品から日常生活まで、虚構世界が私たちを魅了し、想像や行動を促す原理をトータルに解明するフィクション論の金字塔、待望の邦訳。

ケンダル・ウォルトン 著
田村 均 訳
価格 6,400円
A5判・上製・514頁
ISBN978-4-8158-0837-2 C3010
在庫有り


『週刊エコノミスト』 [第96巻第16号、2018年4月17日号] から(評者: 橘川武郎 氏)
“パチンコ企業の安定化と自立性が生んだ急成長”

パチンコ産業史
周縁経済から巨大市場へ

パチンコ産業史

韓載香著『パチンコ産業史』が、『週刊エコノミスト』(第96巻第16号、2018年4月17日号、毎日新聞出版)で紹介されました。戦前以来の縁日娯楽はなぜ、30兆円産業となりえたのか。見過ごされてきた周縁経済の躍動を、ホール、メーカー、規制の動向からダイナミックに捉え、「地下経済」論を超えた等身大の姿を浮き彫りにします。産業が存続可能となる条件を新たな視点で照射し、日本経済論の盲点に迫った初の通史。

韓 載香 著
価格 5,400円
A5判・上製・436頁
ISBN978-4-8158-0898-3 C3033
在庫有り


『出版ニュース』 [2018年4月上旬号] から

代表の概念

代表の概念

ハンナ・ピトキン/早川誠訳『代表の概念』が、『出版ニュース』(2018年4月上旬号、出版ニュース社)で紹介されました。政治における代表とは何か。選挙で選ばれたことか、権威を有することか、説明責任を果たすことか、それとも国民の構成を反映していることか。「代表(representation)」の語義に立ち戻り、ホッブズの議論から自由主義まで、思想の土台より政治的代表の意味を徹底的に検討し、代表論の古典となった名著、待望の翻訳。

ハンナ・ピトキン 著
早川 誠 訳
価格 5,400円
A5判・上製・426頁
ISBN978-4-8158-0892-1 C3031
在庫有り


CINRA.NET [2018年4月4日付] から
“テレビとの関係から日本映画の変遷を考察”

テレビ成長期の日本映画
メディア間交渉のなかのドラマ

テレビ成長期の日本映画

北浦寛之著『テレビ成長期の日本映画』が、CINRA.NET (2018年4月4日付)で紹介されました。「テレビ vs 映画」を超えて ——。高度成長期、テレビの台頭で映画は「斜陽」を迎えたのか。テレビ向けフィルム映画の試みやお色気・やくざ映画の流行、ワイドスクリーンという新機軸、時代劇やメロドラマの変遷など、映像の新時代の幕開けを描き、現在につながる大転換の実像を明らかにします。

北浦寛之 著
価格 4,800円
A5判・上製・312頁
ISBN978-4-8158-0905-8 C3074
在庫有り


「読売新聞」 [2018年4月1日付] から(評者: 坂井豊貴 氏)
“業界の秩序形成に注目”

パチンコ産業史
周縁経済から巨大市場へ

パチンコ産業史

韓載香著『パチンコ産業史』が、「読売新聞」(2018年4月1日付)で紹介されました。戦前以来の縁日娯楽はなぜ、30兆円産業となりえたのか。見過ごされてきた周縁経済の躍動を、ホール、メーカー、規制の動向からダイナミックに捉え、「地下経済」論を超えた等身大の姿を浮き彫りにします。産業が存続可能となる条件を新たな視点で照射し、日本経済論の盲点に迫った初の通史。

韓 載香 著
価格 5,400円
A5判・上製・436頁
ISBN978-4-8158-0898-3 C3033
在庫有り


『現代思想』 [2018年4月号、第46巻第6号、特集「現代思想の316冊」] から

『現代思想』(2018年4月号、第46巻第6号、青土社)の特集「現代思想の316冊 —— ブックガイド2018」で以下の図書が紹介されました。

【加地大介氏による紹介(「形而上学からの分析哲学」)】
戸田山和久 著
『科学的実在論を擁護する』

【吉川浩満氏による紹介(「〈人間〉以後の人間論」)】
中尾 央 著
『人間進化の科学哲学 —— 行動・心・文化』

【森山至貴氏による紹介(「『新しさ』の罠にはまらないために」)】
イヴ・K・セジウィック 著/上原早苗・亀澤美由紀 訳
『男同士の絆 —— イギリス文学とホモソーシャルな欲望』

【塚本恭章氏による紹介(「資本主義をめぐる思想と理論を問い直す」)】
鍋島直樹 著
『ポスト・ケインズ派経済学 —— マクロ経済学の革新を求めて』


『南山経営研究』 [第32巻第3号、2018年3月] から(評者: 平沢照雄 氏)

見えない産業
酸素が支えた日本の工業化

見えない産業

沢井実著『見えない産業』が、『南山経営研究』(第32巻第3号、2018年3月、南山大学経営学会)で紹介されました。ボンベにつめられ、日本中の町工場へと運ばれ続けた見えない商品、酸素 ——。鉄鋼、化学、電機から農業、バイオ、医療へと用途を広げ、競争力の新たな焦点となった産業ガスの軌跡を、国際関係史も視野に明治の黎明期から今日までたどり、その特徴的な産業の姿をクリアに描きだします。

沢井 実 著
価格 5,800円
A5判・上製・342頁
ISBN978-4-8158-0878-5 C3033
在庫有り


「日本経済新聞」 [2018年3月24日付] から

アルツハイマー病の謎
認知症と老化の絡まり合い

アルツハイマー病の謎

マーガレット・ロック著/坂川雅子訳『アルツハイマー病の謎』が、「日本経済新聞」読書欄(2018年3月24日付)で紹介されました。専門家たちとの対話を重ねる中で浮き彫りになった、ADという存在の曖昧さと、単一の病因を求めるモデルの限界。では、研究はどう進められるべきか。臨床診断の結果や遺伝的リスクはいかに理解されるべきか。患者や家族になされるべきことは何か。社会の高齢化にともなう不可避の難問と向き合う視座を与えます。

マーガレット・ロック 著
坂川雅子 訳
価格 4,500円
A5判・上製・462頁
ISBN978-4-8158-0897-6 C3047
在庫有り


『出版ニュース』 [2018年3月上旬号] から

普遍史の変貌
ペルシア語文化圏における形成と展開

普遍史の変貌

大塚修著『普遍史の変貌』が、『出版ニュース』(2018年3月上旬号、出版ニュース社)で紹介されました。歴史叙述の根底を問い直す ——。前近代の世界には、天地創造に始まる人類の系譜を描く「普遍史」という歴史類型が存在した。著名な『王書』や『集史』から、地方王朝やモンゴル時代の多様な手稿本までを徹底的に調査し、世界認識のダイナミックな変容を跡づける力作。

大塚 修 著
価格 6,300円
A5判・上製・456頁
ISBN978-4-8158-0891-4 C3022
在庫有り


『歴史と地理』 [第711号、2018年2月] から (評者: 山川志保 氏)

イブン・バットゥータと境域への旅
『大旅行記』をめぐる新研究

イブン・バットゥータと境域への旅

家島彦一著『イブン・バットゥータと境域への旅』が、『歴史と地理』(第711号、2018年2月、山川出版社)で紹介されました。中国、インド、北方ユーラシア、アフリカなど、イスラーム世界の海・陸の「境域」情報を伝える『大旅行記』は、まさに記録史料の宝庫と呼ぶにふさわしい。なぜ巡礼を超えて未知なる驚異の領域へと踏み込んでいったのか。その足跡と写本を追って世界を旅し、完訳を成し遂げた碩学による新たな到達点。

家島彦一 著
価格 5,800円
A5判・上製・480頁
ISBN978-4-8158-0861-7 C3022
在庫有り


『社会経済史学』 [第83巻第4号、2018年2月] から (評者: 市原 博 氏)

日本の技能形成
製造現場の強さを生み出したもの

日本の技能形成

沢井実著『日本の技能形成』が、『社会経済史学』(第83巻第4号、2018年2月、社会経済史学会)で紹介されました。なぜ日本で戦後に、柔軟に課題に対応できる大量の現業労働者たちが育っていたのか? 復興から高度成長への歩みを支えた現場の熟練形成の画期を、戦前以来の学校や工場での技能教育にたどり、徒弟制からの転換をもたらした若年労働者教育の決定的役割を鮮やかに描き出します。

沢井 実 著
価格 5,400円
A5判・上製・244頁
ISBN978-4-8158-0852-5 C3033
在庫有り


『社会経済史学』 [第83巻第4号、2018年2月] から (評者: 大東英祐 氏)

日本の石油化学産業
勃興・構造不況から再成長へ

日本の石油化学産業

平野創著『日本の石油化学産業』が、『社会経済史学』(第83巻第4号、2018年2月、社会経済史学会)で紹介されました。世界有数の巨大産業の誕生から今日までを、初めて通史として捉えた産業史の決定版。急速な成長と生産過剰のメカニズムを鋭く分析、政府による産業規制の理解を書き換えるとともに、世界的高シェア企業の叢生など、変容する日本の石油化学産業の新たな潮流も描き出します。

平野 創 著
価格 5,800円
A5判・上製・408頁
ISBN978-4-8158-0842-6 C3033
在庫有り


『社会経済史学』 [第83巻第4号、2018年2月] から (評者: 秋田 茂 氏)

アジア経済史研究入門

アジア経済史研究入門

水島司・加藤博・久保亨・島田竜登編『アジア経済史研究入門』が、『社会経済史学』(第83巻第4号、2018年2月、社会経済史学会)で紹介されました。アジア経済の今日の興隆を導いたものとは何か? 長期・広域にわたる経済社会の展開を知るための重要文献を平易に解説、多様性と共通性をともに浮かび上がらせ、アジア経済再興の歴史的淵源を考える。第一線の執筆陣が初めてその全体像を描き出した最良の入門書。

水島 司・加藤 博・久保 亨・島田竜登 編
価格 3,800円
A5判・並製・390頁
ISBN978-4-8158-0816-7 C3022
在庫有り


『日本物理学会誌』 [第73巻第1号、2018年1月号] から

地形現象のモデリング
海底から地球外天体まで

地形現象のモデリング

遠藤徳孝・小西哲郎・西森拓・水口毅・柳田達雄編『地形現象のモデリング』が、『日本物理学会誌』(第73巻第1号、2018年1月号、日本物理学会)で紹介されました。河川・砂丘・柱状節理・クレーターなど、複雑な自然についてその本質を捉えモデル化するアプローチは、地球上はもとより他の惑星の地形に対してもたいへん有力である。本書はシミュレーションや縮小実験などの手法を通じて、地形の共通原理を探究します。

遠藤徳孝・小西哲郎・西森 拓・水口 毅・柳田達雄 編
価格 5,400円
A5判・上製・288頁
ISBN978-4-8158-0887-7 C3044
在庫有り


『応用倫理』 [第10号、2017年11月] から (評者: 草野原々 氏)

ロボットからの倫理学入門

ロボットからの倫理学入門

久木田水生・神崎宣次・佐々木拓著『ロボットからの倫理学入門』が、『応用倫理』(第10号、2017年11月、北海道大学大学院文学研究科応用倫理研究教育センター)で紹介されました。自動運転車やケア・ロボット、自律型兵器などが引き起こしうる、もはや SF では済まされない倫理的問題を通し、人間の道徳を考える、知的興奮に満ちた入門書。「本書には、ロボットや AI という新しい隣人たちとつきあう上で参考となる倫理学の知恵がつまっている」—— 伊勢田哲治。

久木田水生・神崎宣次・佐々木 拓 著
価格 2,200円
A5判・並製・200頁
ISBN978-4-8158-0868-6 C3012
在庫有り


『美術フォーラム21』 [第36巻、2017年] から (評者: 粂 和沙 氏)

陶芸のジャポニスム

陶芸のジャポニスム

今井祐子著『陶芸のジャポニスム』が、『美術フォーラム21』(第36巻、2017年、醍醐書房)で紹介されました。見出された新たな美 ——。ヨーロッパからアメリカまで、多様な作陶家・美術商・収集家らを魅了した「陶芸のジャポニスム」。海を越えた日本陶磁や陶器書を手がかりに、美意識や造形が大きく転換・深化していくプロセスを跡づけ、やきものをめぐるグローバルな芸術文化史を描き出します。

今井祐子 著
価格 7,800円
A5判・上製・760頁
ISBN978-4-8158-0854-9 C3071
在庫有り


『みすず』 [第667号、2018年1・2月合併号、特集 「2017年読書アンケート」] から

『みすず』 (第667号、2018年1・2月合併号、みすず書房) の特集 「2017年読書アンケート」 で以下の図書が紹介されました。

【䕃山宏氏による紹介】
池上俊一 著
『公共善の彼方に —— 後期中世シエナの社会』

【西谷修氏による紹介】
中谷 惣 著
『訴える人びと —— イタリア中世都市の司法と政治』

【小西正捷氏による紹介】
鎌田由美子 著
『絨毯が結ぶ世界 —— 京都祇園祭インド絨毯への道』

【増田耕一氏による紹介】
マイケル・ワイスバーグ 著/松王政浩 訳
『科学とモデル —— シミュレーションの哲学 入門』


東京財団ホームページ [2017年12月25日付] から (評者: 川島 真 氏)

越境者の政治史
アジア太平洋における日本人の移民と植民

越境者の政治史

塩出浩之著 『越境者の政治史』 が、東京財団ホームページ (2017年12月25日付) で紹介されました。明治期からの国民統合の過程と並行し、大量に送り出された日本人移民たち。近代史から見落とされてきた彼らの政治統合は、日本およびアジア太平洋地域の秩序にどのようなインパクトをもたらしたのか。移民史・政治史の盲点を克服し、一貫した視点で新たな全体像を描き出します。

塩出浩之 著
価格 6,300円
A5判・上製・524頁
ISBN978-4-8158-0820-4 C3031
在庫有り

年度別書評一覧

近刊案内

2018年6月25日出来予定

政治教育の模索

近藤孝弘 著
A5判・上製・232頁
価格  4,100円
ISBN 978-4-8158-0913-3
Cコード 3037

2018年6月29日出来予定

戦後ヒロシマの記録と記憶 上

若尾祐司・小倉桂子 編
四六判・上製・344頁
価格  2,700円
ISBN 978-4-8158-0914-0
Cコード 3021

2018年6月29日出来予定

戦後ヒロシマの記録と記憶 下

若尾祐司・小倉桂子 編
四六判・上製・328頁
価格  2,700円
ISBN 978-4-8158-0915-7
Cコード 3021

2018年7月13日出来予定

「テロとの闘い」と日本

宮崎洋子 著
A5判・上製・380頁
価格  5,400円
ISBN 978-4-8158-0917-1
Cコード 3031

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