内 容
親密圏と公共圏のあいだで、知的コミュニケーションの場として決定的位置をしめた
【イギリス思想家書簡集】
ホッブズ ロック ヒューム アダム・スミス* バーク (*は既刊)
目 次
監修者の言葉
凡 例
略称一覧
第1章 学生および教授としてのアダム・スミス
a オックスフォード大学留学
b グラズゴウ大学教授
c 旧学友(元スネル奨学生)宛書簡
第2章 貴族の子弟教育
a 初代シェルバーン伯爵次男トマス・フィッツモリスらの教育
b 第3代バクルー公爵およびその弟の教育
c ファーガスン(旅行付添家庭教師)問題をめぐる書簡
第3章 『国富論』の形成
a 初版に向けて
b 第3版に向けて
第4章 スコットランド関税委員就任
第5章 出版業者宛書簡
a ストラハン父子宛
b トマス・カデル宛
c アンドルー・ミラー宛
第6章 アダム・スミスからの紹介状
第7章 『道徳感情論』の展開と第6版に向けて
第8章 アダム・スミスによる既刊書の回顧と未完の著作への言及
第9章 デイヴィッド・ヒューム宛書簡(付・ジョン・ヒューム宛書簡)
第10章 文人、政治家、若き世代、その他宛書簡
a 文人宛
b 政治家宛
c 若き世代宛
d その他宛
付 録
a アダム・スミスの後任者問題
b 『道徳感情論』初版への反応
c 『国富論』初版への反応
家系図1 ダグラス家(アダム・スミスの母方)
家系図2 スミス家(アダム・スミスの父方)
家系図3 18世紀スコットランドの統治者
付 表 グラズゴウ大学役職者リスト(1751-64年)
解 説
訳者あとがき
アダム・スミス年譜
索 引
書 評
日本経済新聞(2023年11月16日付、夕刊、「あすへの話題」(根井雅弘氏))
『図書新聞』(2023年5月20日号、第3591号、評者:古家弘幸氏)
関連書
『アダム・スミス 法学講義 1762~1763』 アダム・スミスの会 監修/水田 洋・篠原 久・只腰親和・前田俊文 訳
『アダム・スミス 修辞学・文学講義』 アダム・スミスの会 監修/水田 洋・松原慶子 訳
『ヒューム 道徳・政治・文学論集[完訳版]』 デイヴィッド・ヒューム 著/田中敏弘 訳