内 容
若きスミスが、旧来の修辞学技術を排しつつ、平明な言語・文体による率直な人間関係としてのコミュニケイションの理論を構築しようとした幻の講義。道徳哲学での同感、法学での正義、経済学での価値と並んで、近代的個人の交流を文体から捉える。グラーズゴウ大学図書館所蔵の手稿にもとづく新訳決定版。
目 次
はしがき
訳者序
凡 例
第2講([1762年]11月19日 金曜)
第3講([1762年]11月22日 月曜)
第4講([1762年]11月24日 水曜)
第5講(1762年11月26日 金曜)
第6講(1762年11月29日 月曜)
第7講(1762年12月1日 水曜)
第8講(1762年12月[3日]金曜)
第9講([1762年]12月6日 月曜)
第10講(1762年12月13日 月曜)
第11講([1762年]12月[15日]水曜)
第12講(1762年12月17日 金曜)
第13講(1762年12月20日 月曜)
第14講(1762年12月22日 水曜)
第15講(1762年12月24日 金曜)
第16講(1762年12月27日 月曜)
第17講(1763年1月5日 水曜)
第18講(1763年1月7日 金曜)
第19講(1763年1月10日 月曜)
第20講([1763年]1月12日 水曜)
第21講(1763年1月14日 金曜)
第22講(1763年1月17日 月曜)
第23講(1763年1月21日 金曜)
第24講(1763年1月24日 月曜)
第25講(1763年1月26日 水曜)
第26講(1763年1月31日 月曜)
第27講(1763年2月4日 金曜)
第28講(1763年2月7日 月曜)
第29講([1763年]2月14日 月曜)
第30講(1763年2月18日 金曜)
付録1 国富論とその他のいくつかのよく知られた業績の著者である
故法学博士アダム・スミスの性格と意見を明らかにする逸話
付録2 [アダム・スミス回想]
解 説
引照文献索引
事項索引
固有名詞索引
関連書
『アダム・スミス 法学講義 1762~1763』 水田 洋・篠原 久・只腰親和・前田俊文 訳
『アダム・スミス 哲学論文集』 スミス 著/アダム・スミスの会 監修・水田 洋 他訳