内 容
鯨びと、鯨の町、鯨の海 ——。うち続く逆境のなか、命をかけてクジラと闘うのはなぜか。解剖部隊の伝説的リーダーや老いたる船の若き船長、部下と地域の未来を背負う社長らの語りに耳を傾け、捕鯨という「仕事」が織りなす厳しくも豊かな世界を見つめる渾身の力作。「生きてあること」とは。
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目 次
地 図
序 章
第1章 流される
第2章 拾う
第3章 ふるさとの港
第4章 おらほのクジラ
第5章 員長の世界
第6章 船長として
第7章 クジラを売る
第8章 クジラを配る
第9章 社長たるべく
終 章
あとがき
参考文献
インタビューリスト
書 評
『図書新聞』(2023年2月18日号、第3579号、評者:浜口尚氏)
上毛新聞ほか(2023年1月22日付ほか、評者:新美貴資氏)