名古屋大学附属図書館「水田文庫」公開のお知らせ
名古屋大学附属図書館
「水田文庫」公開のお知らせ
アダム・スミスの世界的研究者であり、小会からも『修辞学・文学講義』翻訳をはじめ、スミスに関する著書を刊行なさっている水田洋先生 (名古屋大学名誉教授、日本学士院会員) の蔵書が、「水田文庫」として名古屋大学附属図書館に収蔵されました。今春の公開に向けて、現在整理が進んでいます。
「水田文庫」はおよそ7,000冊で、17~18世紀の西洋社会思想史をたどることのできる原典が数多く揃っています。とりわけ、1Fの貴重書室に収まる予定の2,000冊には、トマス・ホッブズの『リヴァイアサン』、アダム・スミスの『道徳感情論』や『国富論』など、名だたる書物の初版本や異版が含められます。
「どんなに貴重な本だろうが、本は装飾品ではない。しまっておくために買った本は1冊もありません。若い人たちには、どうか、くたくたになるまで利用してほしい」 (2011年1月25日付「朝日新聞」より)
水田先生の学者人生そのものとも言える、これら貴重な蔵書をぜひともご覧ください。
【場所】
名古屋大学附属図書館
〒464-8601 名古屋市千種区不老町1
TEL 052-789-3678 / FAX 052-789-3694
※メールでのお問い合わせは、名古屋大学附属図書館ホームページの
お問い合わせフォームよりお願いします。
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【公開時期】
今春公開予定
※詳細については、名古屋大学附属図書館へ直接お問い合わせください。
水田先生の著書・訳書