書籍の内容
考え方の「なぜ」を体系的に学べる法曹倫理のテキストの決定版。実務と理論を架橋する記述により、新たな法曹倫理教育のスタンダードを示すとともに、法曹の公共的役割の観点から、市民の信頼に応える良き法曹のあり方を考える。2005年施行「弁護士職務基本規定」完全準拠。
書籍の目次
目次:
第Ⅰ部 民事事件
第1章 利益相反
第2章 守秘義務
第3章 その他の義務――誠実義務、真実義務を中心に
第4章 依頼者と弁護士の関係(1)――相談と受任
第5章 依頼者と弁護士の関係(2)――調査と事件処理
第6章 依頼者と弁護士の関係(3)――辞任と紛議
第7章 弁護士と相手方・第三者との関係
第8章 他の弁護士との関係、および裁判関係における規律
第Ⅱ部 刑事事件
第9章 依頼者と弁護士の関係
第10章 弁護士と依頼者・第三者の関係
第11章 弁護士と裁判官・検察官との関係
第12章 検察官の専門職責任
第Ⅲ部 法曹の社会的責任
第13章 弁護士の公共的責任
第14章 弁護士の業務形態と弁護士倫理
第15章 経営者としての弁護士の倫理
第16章 弁護士自治
第17章 裁判官の専門職責任
終 章 21世紀法曹の社会的責任
資 料 弁護士職務基本規定、弁護士倫理