書籍の内容
本書は、ソ連崩壊によって公開されはじめた膨大な資料を踏まえて、10月革命直後の戦時共産主義期におけるボリシェヴィキ権力と農民・都市プロレタリアと農民の矛盾・対抗関係の実態を、革命後全国に波及した飢餓に焦点を合わせて民衆のレベルから実証した労作。
書籍の目次
目次:
はじめに――戦時共産主義とは何か――
第1章 飢餓の革命
第2章 飢餓は続く
第3章 飢餓の克服に向けて
第4章 食糧独裁への道
第5章 食糧部隊の編成
第6章 八月改革の実施
第7章 穀物を求めて
第8章 貧農委員会
おわりに