書籍の内容
絶えざる変化を示す資本主義の中心的メカニズムとは何か。再生産システムとしての資本主義を基本的しくみから解説、現代の社会編成のあり方を考える。経済学に社会的・歴史的視野を回復するとともに、マルクス経済学から社会経済学への大きな展開を示した新しいテキスト。
書籍の目次
目次:
第1章 社会経済学の視点―社会のなかでの個人の再生産
第2章 市場のなかでの分業
第3章 貨幣のはたらき
第4章 資本の登場
第5章 支配された生産
第6章 回転する資本
第7章 利潤と価格
第8章 競争と地代
第9章 商業と金融
第10章 変動する経済
第11章 国家と世界市場
補 論 体制認識とは何か