書籍の内容
若き織機技術者として出発、父・豊田佐吉の事業を継承するとともに、繁栄のなかに潜む危機を察知し、時代の制約の中で苦闘しながらも日本の自動車事業の創出に精魂を傾けた豊田喜一郎――本書は、トヨタ自動車の創業者の実像を、超人的な英雄や神話的な天才としてではなく、綿密な資料調査にもとづき描き出した伝記の決定版である。
書籍の目次
目次:
プロローグ
第1章 父・佐吉と喜一郎
1 青年期の佐吉と喜一郎の誕生
2 佐吉の動力織機発明と幼年期の喜一郎
3 佐吉の外遊と中学時代の喜一郎
第2章 学生時代と人間形成
1 第二高等学校の時代
2 東京大学工学部の時代
3 名古屋の紡織業と豊田紡織
第3章 初の欧米旅行
1 アメリカ、イギリスヘの旅
2 イギリスでの工場実習
3 オールダムの下宿での勉学
第4章 自動織機の研究と誕生
1 紡績業での研鑽
2 G型自動織機の誕生
第5章 機械製造の世界へ
1 自動織機製造への関わり
2 豊田自動織機製作所の設立
3 織機製造体制の整備
第6章 特許権譲渡交渉の外遊
1 競争企業の出現
2 特許権譲渡交渉
3 「豊田・プラット協定」
第7章 自動車工業への参入
1 新規事業の構想
2 「豊田」のモラール・ダウン
3 自動車工業への準備と背景
4 自動車の製造に着手
第8章 自動車事業確立へ向けた努力
1 自動車製造事業法
2 「大衆車」進出の背後で
3 挙母工場の稼働
4 新たな困難の発生と対応
5 戦時・戦後の喜一郎
エピローグ
あとがき
普及版へのあとがき
豊田喜一郎年譜


