書籍の内容
内 容
医療放射線法令の全体像を理解するために、医療法施行規則第4章の内容を、関連通知も含めて体系的に整理。図表や写真を豊富に用いて視覚的・直感的に把握できる本書は、診療放射線技師をめざす学生だけでなく、医療放射線実務のための参考書としても必携。初版刊行後に出された通知などを盛り込んだ、待望の最新版。
執筆者一覧
(執筆順、*は編者)
*西澤邦秀 (はじめに、第1~6章、付録)
出路静彦 (第3・4章)
伊藤茂樹 (第4章)
有賀英司 (第5章)
南 一幸 (第6章)
書籍の目次
第1章 医療法、施行令、施行規則における放射線
1.1 法令の構成
1.2 放射線に係わる法令間の関係
1.3 診療で用いられる放射線の規制
1.4 医療法における放射線
1.4.1 医療法 / 1.4.2 医療法施行令 / 1.4.3 医療法施行規則 /
1.4.4 告示 / 1.4.5 通知
第2章 届 出
2.1 用語と具体例
2.2 法第15条第3項の厚生労働省令で定める場合 (第24条)
2.3 X線装置の届出 (第24条の2)
2.4 診療用高エネルギー放射線発生装置及び診療用粒子線照射装置の届出
(第25条及び第25条の2)
2.5 診療用放射線照射装置の届出 (第26条)
2.6 診療用放射線照射器具の届出 (第27条)
2.7 放射性同位元素装備診療機器の届出 (第27条の2)
2.8 診療用放射性同位元素又は陽電子断層撮影診療用放射性同位元素の届出
(第28条)
2.8.1 診療用RI又は陽電子RIの届出事項 / 2.8.2 陽電子RI届出時の
留意事項 / 2.8.3 障害防止法との関係
2.9 変更等の届出 (第29条)
2.10 届出関連事項の一覧
第3章 X線装置等の防護
3.1 X線装置の防護 (第30条)
3.1.1 X線装置とは / 3.1.2 遮蔽及び附加濾過板 / 3.1.3 透視用
X線装置 / 3.1.4 撮影用X線装置 / 3.1.5 胸部集検用間接撮影X線
装置 / 3.1.6 治療用X線装置
3.2 診療用高エネルギー放射線発生装置及び診療用粒子線照射装置の防護
(第30条の2及び第30条の2の2)
3.2.1 発生装置 / 3.2.2 粒子線照射装置
3.3 診療用放射線照射装置の防護 (第30条の3)
第4章 X線診療室等の構造設備
4.1 X線診療室等の構造設備の概要
4.2 X線診療室の基準 (第30条の4)
4.2.1 X線診療室の構造設備の基準 / 4.2.2 CT搭載車の構造設備
4.3 診療用高エネルギー放射線発生装置使用室及び診療用粒子線照射装置
使用室の基準 (第30条の5及び第30条の5の2)
4.3.1 発生装置使用室の基準 / 4.3.2 粒子線照射装置使用室の基準
4.4 診療用放射線照射装置使用室の基準 (第30条の6)
4.5 診療用放射線照射器具使用室の基準 (第30条の7)
4.6 放射性同位元素装備診療機器使用室の基準 (第30条の7の2)
4.6.1 装備機器使用室の基準 / 4.6.2 装備機器使用室以外での装備機
器の使用 / 4.6.3 その他適切な放射線障害の防止に関する予防措置
4.7 診療用放射性同位元素使用室の基準 (第30条の8)
4.8 陽電子断層撮影診療用放射性同位元素使用室の基準 (第30条の8の2)
4.9 貯蔵施設の基準 (第30条の9)
4.10 運搬容器の基準 (第30条の10)
4.11 廃棄施設の基準 (第30条の11)
4.11.1 構造設備 / 4.11.2 排水設備又は排気設備の能力が不足する
場合
4.12 放射線治療病室の基準 (第30条の12)
4.13 標 識
4.14 線量等の算定方法
4.15 構造設備の一覧
第5章 管理者の義務
5.1 注意事項の掲示 (第30条の13)
5.2 使用の場所等の制限 (第30条の14)
5.2.1 放射線業務と使用の場所等の関係 / 5.2.2 放射線診療室にお
ける一般的な管理義務 / 5.2.3 X線診療室における複数のX線装置の
使用 / 5.2.4 X線装置のX線診療室以外の場所における使用 / 5.2.5
発生装置の手術室における移動使用 / 5.2.6 照射装置のX線診療室、
診療用RI使用室、陽電子RI使用室における使用 / 5.2.7 照射器具の他
の放射線診療室、ICU、CCU、手術室における使用 / 5.2.8 診療用RI
のRI診療室以外の室における使用 / 5.2.9 装備機器について /
5.2.10 例外使用が認められている場所と管理責任者の選任
5.3 診療用放射性同位元素の廃棄の委託 (第30条の14の2及び3)
5.4 患者の入院制限 (第30条の15)
5.5 管理区域 (第30条の16)
5.6 敷地の境界等における防護 (第30条の17)
5.7 放射線診療従事者の被曝防止 (第30条の18)
5.7.1 放射線診療従事者の被曝の制御 / 5.7.2 被曝線量の測定並
びに実効線量及び等価線量の算定
5.8 患者の被曝の防止及び取扱者の遵守事項 (第30条の19及び第30条の20)
5.8.1 患者の被曝の防止 / 5.8.2 取扱者の遵守事項
5.9 測定 (第30条の21及び第30条の22)
5.9.1 X線装置等の測定 / 5.9.2 放射線障害が発生するおそれのあ
る場所の測定
5.10 記 帳 (第30条の23)
5.10.1 X線装置等の帳簿と記載事項 / 5.10.2 RI等に関する帳簿の
記載事項と取扱い
5.11 廃止後の措置 (第30条の24)
5.12 事故の場合の措置 (第30条の25)
第6章 限 度
6.1 限度の意味
6.2 濃度限度等 (第30条の26)
6.2.1 濃度限度 / 6.2.2 濃度限度の適用方法 / 6.2.3 管理区域
/ 6.2.4 病院又は診療所内の居住区域と敷地の境界における線量限度
/ 6.2.5 一般公衆の線量限度 / 6.2.6 表面密度限度
6.3 線量限度 (第30条の27)
6.3.1 線量限度の種類 / 6.3.2 実効線量限度 / 6.3.3 等価線量
限度 / 6.3.4 緊急放射線診療従事者の線量限度 / 6.3.5 女子の
線量限度変更に伴う書面について
付 録 法令集
1 法 律
2 施行令
3 施行規則
4 告 示
5 通 知