阪神・淡路大震災/ボランティア/放射線
阪神・淡路大震災と子どもの心身
—— 災害・トラウマ・ストレス
震災が子どもの心の奥底に残したものはなにか? —— 約三千人の子どもたちが示したストレス反応を、精神医学・心理学・看護学の専門家が独自の調査測定・評価によって多角的に分析し、震災後のケア及びストレスマネジメント教育をどのようにしていくのか、その指針と方法を提示する。
服部祥子・山田冨美雄 編
定価/本体価格 4,725円/4,500円
B5判・上製・326頁
ISBN 978-4-8158-0364-3 C3011
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「ボランティア」の誕生と終焉
—— 〈贈与のパラドックス〉の知識社会学
「善意」と「冷笑」の狭間で —— 。人々を社会参加へと枠づける言葉は、どのような政治的・社会的文脈で生まれ、いかなる帰結をもたらしてきたのか。その言葉がまとう形はどのように作動するのか。動員モデルと意味論分析を介して日本におけるボランティア言説の展開をたどり、参加型市民社会のあり方を鋭く問いなおす。シニシズムを脱することはできるのか。
仁平典宏 著
定価/本体価格 6,930円/6,600円
A5判・上製・562頁
ISBN 978-4-8158-0663-7 C3036
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誰が科学技術について考えるのか
—— コンセンサス会議という実験
専門家や行政は信用できない? 素人は何もわかっていない? 社会の中の科学技術のあり方をめぐって専門家と市民が対話する 「コンセンサス会議」。日本で初めて行われたこの新たな試みを紹介し、その背景や科学をめぐる公共空間の行方について考える。
小林傳司 著
定価/本体価格 3,780円/3,600円
四六判・上製・422頁
ISBN 978-4-8158-0475-6 C3040
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放射線安全取扱の基礎 [第三版]
—— アイソトープからX線・放射光まで
人体への影響や放射線計測手法、諸法令や緊急時の対応など、放射線を扱う上で必要不可欠な知識を、図・写真を多用して幅広く解説した本書は、放射線を扱うすべての学生や、資格取得を目指す人に最適のテキストである。2005年改正の障害防止法に全面対応。
西澤邦秀・飯田孝夫 編
定価/本体価格 2,520円/2,400円
B5判・並製・200頁
ISBN 978-4-8158-0552-4 C3042
在庫有り