書籍紹介

社会・民俗

国際移動の歴史社会学

近代タミル移民研究
重松伸司 著

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価格 6,500円
判型 A5判・上製
ページ数 430頁
刊行年月日 1999年
在庫状況 在庫有り
ISBNコード 978-4-8158-0356-8
Cコード C3036


書籍の内容

エトノス移民論の視座に立ち、マレー半島に移住したインド移民の移動・定着過程を、大英帝国の移民政策をも含めて明らかにするとともに、移民のコミュニティや複合的ネットワークの実態、そして統合と分化を深めていく移民社会の構造を、現地調査と文献資料の両面から照らし出した労作。


書籍の目次

  第Ⅰ部 国際移民研究の現状

第1章 国際移民研究の課題と動向
     本章の課題
     1 国際人口移動とは
     2 エコノス移民論とエトノス移民論
     3 国際労働市場論 —— エコノス移民論 (1)
     4 移民政策論 —— エコノス移民論 (2)
     5 移動契機・社会変容論 —— エトノス移民試論
     小 結

第2章 南アジア・インド系移民研究の課題と動向
     本章の課題
     1 南アジア系移民・インド系移民とは
     2 主要な研究視角
     3 国際労働力移動論 —— エコノス移民=インド系移民論 (1)
     4 植民地政策・移民政策論 —— エコノス移民=インド系移民論 (2)
     5 送出地・受入地・移民集団
     6 多元社会論 —— エトノス移民論の視座
     小 結

第3章 タミル移民研究の課題と動向 —— エトノス移民論の視角から
     本章の課題
     1 タミル人とタミル移民
     2 タミル移民研究の動向
     3 タミル移民研究の課題・仮説・分析方法

  第Ⅱ部 移動と定着

第4章 移民送出政策と移民徴募システム
       —— 英領インドと英領マラヤの政府・企業・移民仲介人の対応
     本章の課題
     1 移民析出の諸条件
     2 植民地政府の移民政策と徴集機構
     3 移民徴集の公的機構と財政基盤
     4 移民基金の徴収と運営
     小 結

第5章 マレー連合州の移民・労働政策
       —— 1910年代のプランテーション入植法をもとに
     本章の課題
     1 「入植移民」 政策
     2 「労働者移民」 政策
     3 移民政策の社会・経済背景
     小 結

第6章 プランテーションとタミル移民
       —— マレーシア中部キャメロン高原の事例分析
     本章の課題
     1 プランテーション開発とタミル移民集団
     2 インド系移民の定住パターン
     小 結

第7章 移民社会と複合ネットワーク —— ボー・プランテーションの事例から
     本章の課題
     1 タミル移民コミュニティの概要
     2 南部地区住民と南インド —— 定住地と移民母地との関係
     3 南部地区住民の生活と生活慣習
     4 タミル住民の複合ネットワーク
     小 結

第8章 キラーニー・NUPW・講
       —— プランテーションの自律的秩序と秩序維持組織
     本章の課題
     1 プランテーションの管理機構
     2 プランテーション労働組合 —— NUPW
     3 インフォーマル・システム —— 講
     小 結

  第Ⅲ部 統合と分化

第9章 タミル移民の宗教祭礼と集団統合 —— タイ・プーサム祭の意義
     本章の課題
     1 タイ・プーサム祭 —— その宗教文化的コンテクスト
     2 祭礼プロセスと祭礼組織 —— 移民統合の社会システム化
     3 タイ・プーサム祭 —— 移民の統合・分化の同時進行
     小 結

第10章 移民母村の村落統合と変容 —— パンダーラムと社会・文化秩序
     本章の課題
     1 Ⅰ村落に関する仮説的条件 —— 農民とサーヴィス・カーストの関係
     2 「村落」 —— 社会経済圏と文化・儀礼圏
     3 パンダーラム —— その職能・「儀礼報酬」・組織
     4 儀礼圏と村落秩序の変動 —— パンダーラム、ガウンダ、ナーダール間の
       社会・儀礼関係
     小 結

第11章 マラヤの 「社会改革運動」 —— 「タミル自尊運動」 とその矛盾性
     本章の課題
     1 「社会改革運動」 に関する研究動向
     2 「タミル改革運動」 の時代背景
     3 「タミル改革協会」 と 「社会改革運動」
     小 結 

第12章 南インドの 「社会改革運動」
       —— 社会改良主義から社会主義的コミュナリズムへ
     本章の課題
     1 南インドの 「社会改革」 —— 「世論」 から見た改革運動
     2 ペリヤールの 「社会改革運動」
     小 結

結 論
     1 エトノス移民論におけるタミル移民
     2 「三要素相関モデル」 によるタミル移民


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