シンポジウム「満洲研究のフロンティアをもとめて」のご案内
シンポジウム:
「満洲研究のフロンティアをもとめて
—— 『「満洲」の成立』を手がかりとして」
当会より刊行しました、『「満洲」の成立』(安冨歩・深尾葉子 編)をめぐるシンポジウムが開催されます。
この研究領域に関しては、これまでにも様々な画期をなす研究が発表されてきましたが、本書は、刊行と同時にひときわ大きな影響を与えました。
「本書は何を達成し、ここからどのような展開が可能なのか」という問題意識を基盤に、各研究領域をリードする中堅の研究者の発題をもとに、本書、ひいては「満洲」研究に関する刺激的な議論が繰り広げられることでしょう。
ふるってご参加ください。
【日時】 2010年7月31日(土) 13:00~17:00
【会場】 大阪大学 中ノ島センター10F 佐治敬三メモリアルホール
http://www.onc.osaka-u.ac.jp/others/map/index.php
【参加方法】
シンポジウム、懇親会へ参加ご希望の方は、2010年7月25日(日)までに、下記のお問い合わせ先までお申し込みください。
お問い合わせ先:
蘭信三(上智大学) araragi◆sophia.ac.jp
上田貴子(近畿大学) uedanota◆kindai.ac.jp
送信の際には、◆を@にかえてお送りください。
【プログラム】
1.問題提起 (13:00~15:00)
松重充浩(日本大学)
「『「満洲」の成立』と新たな近現代中国東北地域政治史研究の課題」
劉建輝(国際日本文化研究センター)
「清王朝以後、満州国以前
—— 東北の大地で何が起こったのか」
松本俊郎(岡山大学)
「中国東北近代史研究の分析射程」
西澤泰彦(名古屋大学)
「近代空間を考える」
井上 徹(大阪市立大学)
「華南から考える」
2.総合討論 (15:15~17:00)