書籍の内容
母性看護学の概論や保健分野を中心に扱いつつ、性差医学・生殖補助医療など最新の話題も解説。母子をめぐる日本社会の大きな変化や医学の発展を踏まえ、新たな知見を大幅に取り入れ全面的に改訂を加えた本書は、看護学生のみならず看護師のリフレッシュ教育としても最適のテキスト。
書籍の目次
目次:
まえがき
第1章 母性看護の概念
1.1 母性看護学とは
1.2 母性とは
1.3 父性とは
1.4 母性看護学を理解するために必要な概念
1.5 健康教育
1.6 看護過程
第2章 人間の性と生殖
2.1 性と生殖の概念と意義
2.2 ライフステージにおけるセクシュアリティの特徴・問題点・発達課題
2.3 ヒトにおける性の決定
2.4 生殖器の形態
2.5 成熟期の性機能
第3章 母性の特徴
3.1 身体の特徴
3.2 母性の心理
3.3 母性行動と母子関係
3.4 母性の健康と生活環境
第4章 母性看護の沿革
4.1 母性看護の変遷
4.2 母性看護に関する統計と法規
4.3 母子保健事業と母性看護
第5章 健全な母性育成への看護
5.1 母性看護と家族
5.2 思春期女性の健康
5.3 結婚に関する指導
5.4 女性への暴力
5.5 家族計画
5.6 更年期女性の看護
5.7 老年期女性の看護
第6章 母子の健康と遺伝
6.1 親からの遺伝子伝達
6.2 遺伝病とこれに関与する遺伝子
6.3 染色体異常
6.4 遺伝カウンセリングとインフォームド・コンセント
第7章 性差医学
7.1 人間における性
7.2 生涯健康における性差
7.3 疾患治療における性差
7.4 性差医学の今後の展望
第8章 生殖補助医療
8.1 生殖補助医療総論
8.2 生殖補助医療各論
8.3 生殖補助医療の問題点
8.4 生殖補助医療の発展と生命倫理
8.5 生殖補助医療を考えるキーワード
8.6 生殖補助医療における新しい専門職とその役割
第9章 母性看護における基本的技術
9.1 新生児計測
9.2 新生児の沐浴
9.3 母児同室の指導
9.4 おむつ交換
9.5 繿婦の悪露交換
9.6 乳房マッサージ
9.7 産褥体操
別冊付録:関係法規の抄録
1 母子保健法
2 母子保健法施行規則
3 母体保護法
4 戸籍法
5 死産の届出に関する規程
6 死産届出、死産証書及び死胎検案書に関する省令
7 労働基準法
8 雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律
9 雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律施行規則
10 育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律
11 男女共同参画社会基本法
12 配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律
13 児童虐待の防止等に関する法律
14 ストーカー行為等の規制等に関する法律
15 今後の子育て支援のための施策の基本的方向について(エンゼルプラン)
16 重点的に推進すべき少子化対策の具体的実施計画について(新エンゼルプラン)の要旨