書籍の内容
越境する創造者―。パリ、ニューヨーク、サンパウロ、北京……異文化を放浪して藤田が追い求めたものは何か。絵画にとどまらず、写真、映像、装丁、衣装にいたるまで、豊穣な創作活動を徹底検証。これまでの評伝を超え、多数の図版掲載を実現して作品から画家に迫った意欲作。
書籍の目次
第Ⅰ部 見出されたパリ
第1章 パリ美術界と出会う
第2章 パリ風景を描く
第3章 初めてのブックワーク
第Ⅱ部 乳白色の裸婦と手仕事
第4章 新しい裸婦像の確立
第5章 「乳白色の下地」の下地
第6章 二枚の《私の部屋》
第7章 ベルギーでの名声
第Ⅲ部 パリの日本人美術家
第8章 パリで日本イメージを求められる
第9章 パリの「現代日本美術」展と藤田
第10章 増加するパリの日本人美術家のなかで
第11章 パリでの壁画制作と日本の表象
第Ⅳ部 旅する画家
第12章 多文化との出会いと壁画制作の実践
第13章 壁画から戦争画へ
第14章 「玉砕図」というフィクションへ
第15章 アメリカン・コネクション
終 章 「二重亡命者」としての晩年
書籍の受賞歴紹介
第26回 「渋沢・クローデル賞」 ルイ・ヴィトンジャパン特別賞(2009年)


