書籍の内容
世界帝国ローマの形成――その支配領域の拡大と市民団の変質は法・制度の問題としてどのように克服されていくのか、いったいそれは国家ローマそしてローマ人にとって何を意味するのか? 共和政期ローマの政治・社会を動かすものを、理念と現実の葛藤の中から捉えた碩学の論集。
書籍の目次
目次:
第Ⅰ部 政治と国制
世界帝国の成立過程
ローマと地中海世界
内乱の一世紀
キケロ時代の騎士身分
ローマの財政機構
ローマ共和政期のいわゆる「党派」について
フレゲッラエの叛乱考
プロウォカティオの権利をめぐる二、三の問題
第Ⅱ部 クリエンテラ再考
パトロネジ研究の現状と問題点
表現形式としてのクリエンテス
クリエンテラ-パトロネジの底にあるもの
フィデスとポテスタス、ポテンティア
カエサルの寛恕


