書籍紹介

経済・グローバルヒストリー

近代世界システム 1730〜1840s

大西洋革命の時代
I.ウォーラーステイン 著  川北 稔 訳

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価格 4,800円
判型 A5判・上製
ページ数 416頁
刊行年月日 1997年
在庫状況 品切れ
ISBNコード 978-4-8158-0327-8
Cコード C3022


書籍の内容

資本主義世界経済の第二の大拡大期となった18世紀後半から19世紀初頭を 「大西洋革命」 の時代として捉え、産業革命、フランス革命、合衆国やラテンアメリカ諸国の独立等を世界システム論の視角からヴィヴィッドに描き出すとともに、従来独自の世界を維持してきたロシア、トルコ、インド、西アフリカの近代世界システムへの組み込みのプロセスをも詳述する。


書籍の目次

第1章 工業とブルジョワ
     産業革命とは何か
     産業革命の前提 (需要)
     産業革命の前提としての人口革命
     人口はなぜ増加したか
     農業の発達
     農業発展の原因
     囲い込みの意味
     農業革命は産業革命の前提か
     産業革命の前提としての国家の役割
     「重税国家」 イギリス
     技術革新
     なぜ毛織物工業でなかったのか
     鉄工業の展開
     産業革命はイギリスに固有か
     連続説
     産業革命とフランス革命
     フランス革命の社会史的解釈
     フランス革命はブルジョワ革命か
     大西洋革命論
     ブルジョワとしての 「領主」
     貴族反動とは何か
     革命は必然だったのか
     ブルジョワ革命論と自由主義革命論
     農民の役割
     政治的幻想としての革命
     なぜ反封建制の言語をもちいたか
     イデオロギー革命
     反システム革命としてのフランス革命

第2章 中核部における抗争の第三局面
      —— 1763年から1815年まで

     アンシァン・レジームの危機
     危機の原因
     人口と穀物価格の変動
     「領主反動」 と 「囲い込み」 の共通性
     領主反動
     囲い込み
     貿易の拡大
     国内市場の展開
     市場としての 「世界経済」
     英仏格差の起源
     ランド・クリアランス
     穀物取引の自由化
     重農主義はなぜ成功しなかったのか
     フランスの工業は遅れていたか
     市場条件の違い
     国家機構による市場の拡大
     国民的災厄としてのフランス革命
     フランスの国家財政とアメリカの独立
     イギリスの国家財政
     イーデン条約へ
     「通商条約の嵐」 とその意義
     ヘゲモニー争いの敗北がもたらしたフランス革命
     フランス革命の帰結
     見せ掛けの農業改革
     工業促進者としての国家
     階級概念は有効か
     階級史観の落し穴
     農民革命か
     ヴァンデの乱とシュワンリの乱
     サン・キュロットの立場
     ジャコバン派とは何か
     トックヴィルの理解
     フランス革命とは何であったのか
     英仏のヘゲモニー争い
     工業におけるイギリスの優位
     ナポレオン戦争と大陸封鎖
     フランス革命の成果
     フランス革命のイギリスへのインパクト
     ヘゲモニー国家イギリスの成立
     イギリスのヘゲモニーと労働者
     世界システムの再編

第3章 広大な新地域の 「世界経済」 への組み込み
      —— 1750年から1850年まで

     四地域の世界システムへの 「組み込み」
     「組み込み」 のメカニズム
     貿易の変質
     ダホメーの実例 (国家の強さ)
     国家機構の強弱
     貿易不均衡の意味
     「組み込み」 のプロセス
     インドの 「組み込み」
     オスマン帝国
     ロシア
     西アフリカ
     ウィリアムズ・テーゼ
     西アフリカ貿易の三局面
     工業の衰退 (インドの場合)
     オスマン帝国の工業衰退
     ロシアの工業衰退
     西アフリカの工業衰退
     プランテーションと大商人 (大規模な意志決定体)
     オスマン帝国のチフトリキ
     ロシアの場合
     西アフリカの場合
     労働の強制 (ザミンダーリとライオットワーリ)
     強制の手段としての前貸
     ロシアのオブローク
     ロシア鉄工業の展開
     西アフリカにおける奴隷制
     オスマン帝国の強制労働
     「組み込み」 と外延部
     アジアの 「三角貿易」
     サハラ商業の展開
     インターステイト・システムへの 「組み込み」
     「組み込み」 と国家機構の強弱
     オスマン帝国の国家機構
     地方権力の台頭
     カピテュレイションとオスマン外交
     対英通商協定の意味
     ムガール帝国の分解
     ヨーロッパ諸国の介入
     私商人の位置
     領土支配への道
     直接支配の進行
     ロシアの西洋化
     エカチェリーナ改革
     インターステイト・システムのなかのロシア
     西アフリカの特異性
     「組み込み」 の時代

第4章 南北アメリカにおける定住植民地の解放
      —— 1763年から1833年まで

     出発点としての1763年
     ガドループかカナダか
     アメリカ独立革命の長期要因
     航海法体制の評価
     13植民地を取り巻くコンジョンクテュール
     イギリスにとっての1763年
     先住民と白人定住者
     イデオロギーの問題
     ケベック法のもたらしたもの
     植民地側の対応
     政治状況の変化と社会各層のスタンス
     ノヴァ・スコシアの帰趨
     カリブ海域の状況
     スペイン人の当惑
     ポルトガルが抱えた問題
     カルロス三世の改革
     ラ・プラタ副王領創設の意味
     アメリカ独立戦争へのフランスとスペインの参戦
     テュパク・アマルの反乱
     世界システムのなかのテュパク・アマル
     立ち上がるクリオージョ
     コムネーロスの乱
     クリオージョの独立志向
     クリオージョの人種的立場
     南北アメリカにおける定住者の独立
     イギリスとアメリカにとっての1783年
     独立の経済的結果
     フロンティアの問題
     北西部領地条令
     イギリスとスペインの姿勢
     個人の自由と黒人の立場
     独立革命の反対派
     平等主義はなぜ出現しなかったのか
     スペイン領にとっての1783年
     サン・ドマングの混乱
     黒人革命
     成功しなかったアイルランド革命
     アメリカの独立・フランス革命とアイルランド
     ナポレオン戦争と合衆国
     ナポレオンの衝撃とクリオージョの独立運動
     新しい三つの要素
     独立へ
     ブラジルの独立
     白人定住者国家の独立と世界システム


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